グループは名前で定義されます。この名前は、最大 64 文字の Unicode 文字列で指定します。グループ名は言語に依存しません。"EPLAN" や "eplan" などの文字列で始まる名前、または特殊文字で始まる名前は、Data Portal の管理者しか割り当てることができません。

グループ名はキーとして使用され、あとで変更することはできません (ユーザー名と同様です)。

グループには、任意の数のグループ メンバーを追加できます。EPLAN Data Portal のプロフェッショナル ライセンス ユーザーは、新しいグループを作成できます。グループを作成したユーザーは、自動的にそのグループの管理者になります。管理できるグループの数は、内部で制限されています (既定: 2)。

各グループ メンバーには、グループに関する位置とステータスが設定されます。

• グループ メンバーには、"グループ管理者" または "通常メンバー" のいずれかの位置が設定されます。

グループ メンバーのステータスは、次のいずれかになります。

• "招待済み" - まだ有効なメンバーではありません。
• "適用済み" - まだ有効なメンバーではありません。
• "有効" - 有効なメンバーです。
• "拒否済み" - 招待されたユーザーは拒否されました (メンバーではありません)。
• "脱退済み" - 招待されたユーザーは脱退しました (メンバーではありません)。

グループ管理者は、まだグループのメンバーになっていないユーザーを、メンバーになるよう招待できます。この場合、グループ管理者は招待するユーザーのユーザー名を入力する必要があります。ステータスが "招待済み" の間は、招待されたユーザーにメッセージが表示されます。ユーザーは、管理者から送られたグループへの招待を承認することで、グループ メンバーになります。ただし、招待が拒否される場合もあります。

グループ管理者は、グループ メンバーを "グループ プロファイル" と呼ばれる概略で管理できます。これには姓と名が使用されますが、データ保護の理由から電子メール アドレスは使用されません。グループ管理者は、メンバーの位置 (メンバー、このグループの管理者) とステータスを表示できます。また、申し込みの承認または拒否や、グループからのメンバーの除去も行います。

ユーザーは、グループへの参加を申し込むことができます。この場合、ユーザーはグループの名前を知っている必要があります。申し込みを行ったユーザーはグループ プロファイルに表示され、グループ管理者により承認または拒否されます。

グループの管理は次のタブで行います。[ユーザーの表示] ダイアログを開き、[グループ] タブを選択します。編集するグループのフィールドで、[編集] をクリックします。[グループの編集 - <グループ名>] ダイアログが開きます。

[メンバー] タブ: このタブでは、グループのメンバーを管理します。操作対象となるメンバーのステータスに応じて、実行可能なアクションが表示されます。たとえば、新規ユーザーがグループへの参加を申し込んでいる場合、グループ管理者はこのユーザーの承認または拒否のいずれかを実行できます。

[スーパーグループ] / [サブグループ] タブ: スーパーグループとサブグループにも、"適用済み"、"招待済み"、または "有効" のステータスがあります。たとえば、サブグループの "適用済み" のステータスは、グループがサブグループとして参加申し込みを行っており、スーパーグループの管理者はこのグループを承認して "有効" にする必要があることを表します。

[タグ] / [フィルター] タブ: 各ユーザーは独自にタグを定義できます。グループ管理者は、自分が定義したタグをグループのすべてのメンバーが使用できるように、タグをグループにコピーすることができます。[タグ] タブには、グループの現在のタグすべてと、現在のユーザーのすべてのタグが表示されます。グループからタグを削除したり、ユーザー リストにあるタグをグループに追加したりすることもできます。

[ユーザーの表示] ダイアログの [グループ] タブでは、グループ名を入力して [適用] をクリックすることで、グループへの参加を申し込むことができます。グループ管理者が申し込みを承認しなければ、ユーザーはグループの機能を使用できません。管理者が申し込みを拒否した場合、またはあとでグループから除去された場合は、メッセージで通知されます。

[ユーザーの表示] ダイアログの [グループの作成] タブは、EPLAN Data Portal のプロフェッショナル ライセンスを保有するユーザーしか使用できません。グループの表示名を使用できるのは管理者のみです。送信の際には、グループ名を使用できるかどうかの確認が行われます。名前を使用できる場合は新しいグループが作成され、現在のユーザーがグループ管理者として設定されます。

各ユーザーは、グループの最大数を管理できます。既定では 2 グループです。グループの制限に達すると、グループを作成できなくなります。この場合は、[グループの作成] タブが表示されなくなります。

関連項目

メッセージの管理

電子メール アドレスの確認

ユーザー データと設定の指定