[バンドルのインポート] 機能を使用して、ワークスペース / ワークデスク環境でバンドルを簡単に作成できます。
注記:
特殊文字が正しくインポートされるためには、テキスト ファイルは UTF-8 エンコードでなければなりません。
*.txt または *.csv ソース ファイルからバンドルをインポートすることで、バンドルのパスを正確に設定できます。
バンドル インポート用のテキスト ファイルは次の 2 つの部分から成ります。
- 制御点の定義: 各制御点の名前と X、Y、Z 座標が定義されている必要があります。このセクションの先頭には [ControlPoints] というラベルが付きます。
- バンドル定義: バンドルごとに、その名前、色、そのバンドルが通る制御点を定義する必要があります。このセクションの先頭には [Bundles] というラベルが付きます。
さらに、いわゆる "共有点" をソース ファイル内で定義できます。
バンドル インポート用のテキスト ファイルの例が EPLAN Harness proD インストール フォルダー内の Demo\Demo_Studio_Import ディレクトリにあります。
- [ファイル] > [バンドルのインポート] メニュー アイテムまたはツール バーの ボタンを選択します。
[バンドルのインポート] ウィザードが開きます。 - [ソース ファイル] フィールドの [...] をクリックします。
ファイル選択ダイアログが開きます。 - 目的の場所に移動し、任意のファイルを選択し、[開く] をクリックします。
ファイル選択ダイアログが閉じます。 - 同じ方法でテンプレート ファイルを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- [バンドルのインポート] ウィザードの次のステップでは、制御点のデータを指定します。つまり、区切り文字、ソース ファイルで無視する行、バンドルのインポートされた制御点に使用する列と行を定義します。
- ソース ファイル内の特定の文字で始まる行をインポート時に無視するには、[次の文字で始まる行を無視] フィールドに文字を入力します。
- 列数と行数を指定することで、インポート時に無視する列と行を指定します。既定では、これらのフィールドには、ソース ファイルで実際に使用されている列と行の数が設定されます。
このダイアログの [プレビュー] エリアには、行った設定に従って列が表示されます。 - [次へ] をクリックします。
- [バンドルのインポート] ウィザードの次のステップでは、制御点への列マッピングを指定します。
[データ ソース] テーブルには現在の設定が表示されます。[ID] 列には、ツリー ビュー内の制御点の名前を指定します。[X]、[Y]、[Z] 列で、ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウ内の各制御点の座標を定義します。 - ソース ファイルで指定されている X、Y、Z 座標に従って既存の制御点の位置を更新する場合、[変更されたオブジェクトを更新] チェック ボックスをオンにします。既存のバンドルに追加された新しい制御点は変更されず、新しいバンドルはソース ファイルでの指定に従ってインポートされます。オフにした場合、既存のバンドルの制御点の位置のみが更新され、新しい制御点は変更されず、新しいバンドルはインポートされません。
- 制御点の名前がソース ファイルで指定されている制御点の名前と大文字 / 小文字まで一致している場合に制御点を更新するには、[大文字と小文字を区別] チェック ボックスをオンにします。
- [次へ] をクリックします。
- [バンドルのインポート] ウィザードの次のステップでは、バンドルのデータを指定します。つまり、区切り文字、ソース ファイルで無視する行、インポートされたバンドルに使用する列と行を定義します。
- [次へ] をクリックします。
- [バンドルのインポート] ウィザードの次のステップでは、バンドルへの列マッピングを指定します。
[データ ソース] テーブルには現在の設定が表示されます。[ID] 列には、ツリー ビュー内のバンドルの名前を指定します。[色] 列では、インポートされたバンドルの色を指定します。空のままにした場合、インポートされたバンドルは、ワークスペース / ワークデスク設定で指定されている既定の色になります。[始点] 列では、バンドルの始点を指定します。 - 既存のバンドル (バンドルおよび包被、巻きテープ、フレキシブル チューブなどの表面保護) をワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウから除去するには、[リストにないオブジェクトを削除] チェック ボックスをオンにします。
- ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウ内の既存のバンドルを更新する場合、[変更されたオブジェクトを更新] チェック ボックスをオンにします。この場合、既存のバンドルの制御点は、ソース ファイル内の指定に従ってワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウ内で再配置されます。ソース ファイルで指定されていない、バンドルに追加された新しい制御点は除去されます。さらに、ソースでバンドルの色が変更された場合、既存のバンドルの色も変わります。
- このウィザードの現在の設定をテンプレート ファイルとして保存する場合、[テンプレートとして保存] リンクをクリックします。
[名前を付けて保存] ダイアログが開いたら、適切な場所を選択し、作成されるテンプレート ファイルの名前を指定します。 - [保存] をクリックします。
[名前を付けて保存] ダイアログが閉じ、入力した名前にファイル拡張子 *.hxbit が自動的に追加されて、指定した場所にテンプレート ファイルが保存されます。 - [開始] をクリックします。
[バンドルのインポート] ウィザードの [インポート結果] ステップでは、バンドルのインポート中に行われた処理に関する情報が表示されます (インポートや更新が正常に行われたかどうかなど)。 - [完了] をクリックしてウィザードを閉じます。
- ソース ファイルで 3 つのバンドルが定義されており、3 つのバンドルをインポートします。
- テーブルの 2 つの行は # 文字で始まっているため、この文字を [次の文字で始まる行を無視] フィールドに入力できます。
- 3 つのバンドルすべてのいわゆる共有点が制御点 cp_03 です。
- インポートされたバンドルの既定の長さ単位は単位設定で定義されています。
- この例では、区切り文字として [タブ] を使用します。
- バンドルの複数の制御点を、セミコロンを区切り文字として使用して入力することもできます。これにはインポート ウィザードの [バンドルのデータ選択] ステップで [タブ] と [セミコロン] の 2 つの区切り文字を指定します。
[ControlPoints] |
||||
---|---|---|---|---|
# 制御点 ID |
X |
Y |
Z |
|
cp_01 |
-100 |
-75 |
0 |
|
cp_02 |
-100 |
0 |
0 |
|
cp_03 |
0 |
0 |
0 |
|
cp_04 |
100 |
0 |
0 |
|
cp_05 |
100 |
-75 |
0 |
|
cp_06 |
0 |
100 |
0 |
|
[Bundles] |
||||
# バンドル ID |
色 |
バンドルの制御点 |
||
b_01 |
#6D0000 |
cp_01 |
cp_02 |
cp_03 |
b_02 |
#7F7905 |
cp_03 |
cp_04 |
cp_05 |
b_03 |
#088383 |
cp_03 |
cp_06 |