収縮チューブは、加熱時に直径が収縮するチューブです。これは表面保護の一種です。
表面保護はバンドル上に配置できます。[表面保護のストレッチ] 機能または [表面保護の縮小] 機能を使用して、接続されている複数のバンドルに 1 つの表面保護を配置できます。
ソース オブジェクトはターゲット オブジェクトの 2 つの端点の間に自動的に配置することも、任意の 2 つの制御点または端点の間に手動で配置することもできます。ソース オブジェクトは既存のターゲット オブジェクト上に配置するか、作業ウィンドウ内で自由に配置して、あとからこれらに沿ってその他のソース オブジェクトを配置することができます。その場合、これらはバンドルと一緒に作成されます。
収縮チューブを非グラフィカル部品として配置
収縮チューブを接続可能オブジェクトや特殊コンポーネント上に非グラフィカル部品として配置できます。このタイプの収縮チューブはケーブル図面に 2D グラフィカル表示され、コンポーネントのコネクティング ポイント上にその中心が配置されます。一般プロパティには収縮チューブの次のようなプロパティが含まれています:
- [長さ]: 収縮チューブの全長。
- [重ね合わせコンポーネント]: このコンポーネントに収縮チューブを重ね合わせるかどうかを指定します。オンにした場合、収縮チューブは配置されているコンポーネントの上に重ねて配置され、オフにした場合、収縮チューブはコンポーネントの内側に折り込まれます。
- [外側重ね合わせ長さ]: コンポーネントに接続しているワイヤを覆っている収縮チューブの長さ。コンポーネントの外側に向かって、コネクティング ポイントから測定されます。
- [内側重ね合わせ長さ]: コンポーネントを覆っている収縮チューブの長さ。コンポーネントの内側に向かって、コネクティング ポイントから測定されます。
ネイルボード / ケーブル図面内の非グラフィカル収縮チューブ
ネイルボードでは、非グラフィカル収縮チューブはグラフィカルに表示されませんが、そのプロパティは、それが添付されている部品の装飾で使用できます。
ケーブル図面では、非グラフィカル収縮チューブはグラフィカルに表示されます。そのプロパティは [ツール] > [ケーブル図面表示構成エディター] > [収縮チューブの重ね合わせ] でカスタマイズできます ([ケーブル図面表示構成エディター] ダイアログを参照)。ケーブル図面では、収縮チューブに描画される外側重ね合わせ長さと内側重ね合わせ長さは 20 mm が上限であることに注意してください。
関連項目