[選択したアイテムを自動ルーティング] コマンドは、ルーティングされていないソース オブジェクトの中から選択したものを自動的にルーティングするときに使用します。
ターゲット オブジェクトにルーティング可能なすべてのオブジェクトをソース オブジェクトとして選択できます。これには、ワイヤ、プロトタイプ ワイヤ、ケーブル、高速プロトタイプ ケーブル、空のケーブルなどがあります。ターゲット オブジェクトには、バンドルや、すべてのタイプの表面保護などがあります。
ターゲット オブジェクトに複数のセグメントがある場合に [選択したアイテムを自動ルーティング] 機能を使用すると、ソース オブジェクトに最も近いターゲット オブジェクトの最初と最後の端点にソース オブジェクトがルーティングされます。
注記:
制御点にソース オブジェクトをルーティングすることはできません。
[選択したアイテムを自動ルーティング] 機能は "ワンステップ" 機能であり、ルーティングされていない選択したすべてのソース オブジェクトが最も近いターゲット オブジェクトに自動的にルーティングされます。手動でルーティングするには、[手動ルーティング] 機能を使用します。
ターゲット オブジェクトに追加する前からソース オブジェクト上に制御点 (またはラベルや結束バンド) が存在している場合、これらはオブジェクトがルーティングされたあとは失われます。
- [ツール] > [選択したアイテムを自動ルーティング] メニュー アイテムまたはツール バーの ボタンを選択します。
- ルーティングするソース オブジェクトをクリックして選択します (複数選択する場合、Ctrl キーを押しながらクリックします)。
オブジェクトをマウスでポイントすると、選択可能なオブジェクトはすべてハイライトされます。 - 右クリックして選択を終了します。
ルーティングされていないソース オブジェクトのうち、選択したソース オブジェクトが最も近いターゲット オブジェクトにルーティングされます。 - この機能によって、ルーティングしたくないソース オブジェクトがルーティングされた場合は、[ルーティング解除] 機能を使用してください。