[手動ルーティング] コマンドは、ソース オブジェクトをターゲット オブジェクトに手動でルーティングするときに使用します。

ターゲット オブジェクトにルーティング可能なすべてのオブジェクトをソース オブジェクトとして選択できます。これには、ワイヤ、高速プロトタイプ ワイヤ、ケーブル、空のケーブル、高速プロトタイプ ケーブル、バンドル、表面保護、包被、巻きテープ、フレキシブル チューブなどがあります。ターゲット オブジェクトには、バンドルや、すべてのタイプの表面保護などがあります。

ターゲット オブジェクトに複数のセグメントがある場合に [手動ルーティング] 機能を使用すると、選択したターゲット オブジェクトのすべてのセグメントにソース オブジェクトがルーティングされます。複数のターゲット オブジェクトを 1 つずつ選択することもできます。

ターゲット オブジェクトに追加する前からソース オブジェクト上に制御点 (またはラベルや結束バンド) が存在している場合、これらはオブジェクトがルーティングされたあとは失われます。

空のターゲット オブジェクトや一部が埋まっているターゲット オブジェクトにソース オブジェクトを追加できます。

1. [ツール] > [手動ルーティング] メニュー アイテムまたはツール バーの ボタンを選択します。
2. ルーティングするソース オブジェクトをクリックして選択します (複数選択する場合、Ctrl キーを押しながらクリックします)。
   
   オブジェクトをマウスでポイントすると、選択可能なオブジェクトはすべてハイライトされます。
3. 右クリックして選択を終了します。
4. ターゲット オブジェクトの 1 つ目のセグメントをクリックして選択します。
   
   選択したソース オブジェクトがこのセグメントにルーティングされます。
5. ソース オブジェクトを複数のセグメントまたはターゲット オブジェクトにルーティングする場合、満足する結果が得られるまで、これらの要素を続けてクリックします。
6. 右クリックしてコマンドを終了します。
7. 必要に応じて、Space キーを使用するか [手動ルーティング] ボタンを再びクリックすることでこのコマンドを繰り返します。