[設定] ダイアログの [ワークスペース / ワークデスク] セクションには、ワークスペース / ワークデスク環境に関連する設定があります。
注記:
表示されるオプションの数は、その設定を開いた環境によって異なります。設定をワークスペース / ワークデスク環境から開いた場合、すべてのオプションが表示されます。
次のダイアログ要素を使用できます。
ワークスペース / ワークデスク
このメイン ノードでは、次のダイアログ要素が表示されます。
- [選択されているオブジェクトの色]: 選択されているオブジェクトの色を指定します。
- [ハイライトされているオブジェクトの色]: オブジェクトがハイライトされたとき (オブジェクトをマウスでポイントした場合など) の色を指定します。
- [既定のオブジェクト色]: 特別な色設定がない新規作成オブジェクト (制御点など) の既定の色。
- [参照平面を表示]: 参照平面をワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウに表示するかどうかを指定します。
- [参照平面サイズ]: ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウ内の参照平面のサイズを指定します。
- [ハイライト中に制御点を拡大]: オンにした場合、制御点をマウスでポイントすると拡大されます。
長さ計算
このサブノードでは、次のダイアログ要素が表示されます。
- [必要な長さにスナップ]: オンにした場合、マウス カーソルは必要な長さ (絶対 / 相対公差を含む) にスナップします。マウス カーソルがスナップする距離は公差によって異なります。マウス カーソルがスナップしたあと、その方向にマウスをさらに (ゆっくりと) 動かして、必要な長さにすることができます。マウスを再び通常どおりに動かすには、スナップ ゾーンの外にマウス カーソルを移動する必要があります。
- [絶対] / [相対]: 必要な長さの既定の +/- 公差を mm / パーセントで指定します。
- [長さ注釈の表示設定]:
- [常に表示]: たとえば、バンドルの制御点を移動したときに、ワイヤに固定長さが設定されていない場合でも、そのバンドル内にルーティングされているワイヤの長さ注釈が必ず表示されます。
- [固定長さのみ]: たとえば、バンドルの制御点を移動したときに、固定長さが設定されているワイヤについてのみ、長さ注釈が表示されます。
- [表示しない]: パス (ワイヤ、ケーブル、バンドル、表面保護) に固定長さが設定されていても、長さ注釈は表示されません。
- [長さ注釈のフォント]: 固定長さ注釈のフォント、フォント サイズ、フォント スタイルを設定します。
グラフィックス
このサブノードでは、次のダイアログ要素が表示されます。
- [グラフィックス ドライバー]: グラフィックスの表示に使用するドライバーを指定します。OpenGL2、OpenGL、Direct3D (既定)、GDI を使用できます。
注記:
OpenGL2 はリモート デスクトップ接続では正しく動作しないことがあります。
- [グラフィックス設定] グループ ボックス: [事前設定] として、ドロップダウン リストから次のエントリを選択できます。
- [パフォーマンス優先]: パフォーマンスを最優先します。
- [バランス]: パフォーマンスと表示品質を両立させます。
- [品質優先]: 表示品質を最優先します。
- [ユーザー定義]: 選択した場合、[アンチエイリアシング]、[シェーディング モデル]、[ピクセル カリングのしきい値]、[外形エッジ]、[ローカル ソフト シャドウ]、[バックフェース カリング]、[高速透過処理] の設定をカスタマイズできます。
- [アンチエイリアシング]: コンピューター グラフィックスにおけるアンチエイリアシングとは、曲線や斜めの線に含まれるぎざぎざを取り除いたり減らしたりすることで線を滑らかに表示するプロセスのことを指します。このドロップダウン リストからいずれかの値を選択できます。その他の設定の値は自動的に決まります。
- [シェーディング モデル]: [ユーザー定義] の事前設定には次のシェーディング モデルを使用できます。
- [フラット シェーディング]: 最小限の処理能力で済みます。オブジェクトの各ファセットに 1 つの色が割り当てられ、個別に照らされます。
- [Gouraud]: [フラット シェーディング] よりも表示品質が高くなります。
- [Phong]: 最高品質の滑らかなシェーディングになります。
- [Gooch]: 非フォトリアリスティック レンダリング。濃いオブジェクトと明るいオブジェクトに適しています。
- [ピクセル カリングのしきい値]: ここで指定した値より小さいオブジェクトはワークスペース / ワークデスクに表示されません。
- [外形エッジ]: 外形エッジを濃い色で表示するかどうかを切り替えます。
- [ローカル ソフト シャドウ]: オブジェクトのシャドウのオン / オフを切り替えます。
- [バックフェース カリング]: このチェック ボックスをオンにした場合、奥にある面はすべて表示から除去されます。
- [高速透過処理]: オンにした場合、透明度の内部計算が高速処理されます。
- [一定フレーム レート] グループ ボックス: ビューを処理する際に十分なフレーム レートを確保するには、[オン] チェック ボックスをオンにします。フレーム レートが (内部で設定されている) 下限を下回った場合、[しきい値] フィールドで指定されているピクセル カリングの最大しきい値レベルまでピクセル カリングの値が大きくなります。つまり、このしきい値より小さいオブジェクトは、ビューを動かす際に非表示になります。
測定
このサブノードでは、次のダイアログ要素が表示されます。
- [フォント] グループ ボックス: 測定値を作業ウィンドウに表示するときのフォント、フォント サイズ、フォント スタイルを設定します。
高速プロトタイプ
このサブノードでは、次のダイアログ要素が表示されます。
- [一般プロパティ (重量、コスト、温度、色...) の共有]: 高速プロトタイプ部品のプロパティを参照してください。
- [ケーブル]: このサブノードでは、高速プロトタイプ ケーブルの [外径]、[ケーブルの色]、[ワイヤの数]、[ワイヤ断面積]、[ワイヤ外径]、[ワイヤの色]、[ワイヤ名のプレフィックス]、[配置前に表示] の既定の設定を指定します。
- [接続可能オブジェクト]: このサブノードでは、高速プロトタイプ接続可能オブジェクトの [リボン接続可能オブジェクト]、[接続可能オブジェクトの形状]、[接続可能オブジェクトのサイズ]、[接続可能オブジェクトの色]、[ピンの数]、[グループ化ピンのサイズ]、[ピンの色]、[ピン名のプレフィックス]、[配置前に表示] の既定の設定を指定します。
- [リボン ケーブル]: このサブノードでは、高速プロトタイプ リボン ケーブルの [幅]、[高さ]、[ケーブルの色]、[ワイヤの数]、[ワイヤ名のプレフィックス]、[配置前に表示] の既定の設定を指定します。
- [スプライス]: このサブノードでは、高速プロトタイプ スプライスの [サイズ]、[色]、[ピンの数]、[ピン名のプレフィックス]、[配置前に表示] の既定の設定を指定します。
- [ワイヤ]: このサブノードでは、高速プロトタイプ ワイヤの [断面積]、[外径]、[色]、[配置前に表示] の既定の設定を指定します。