この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報

接続可能オブジェクトのインポート

[接続可能オブジェクトのインポート] 機能では、*.csv および *.txt ファイルからワークスペース / ワークデスク環境に接続可能オブジェクトをインポートできます。ここではコネクタ、接続可能オブジェクト、端子をインポートできます。

注記:

特殊文字が正しくインポートされるためには、テキスト ファイルは UTF-8 エンコードでなければなりません。

ソース ファイルで、ライブラリ内の使用する接続可能オブジェクト、Studio にインポートされたあとの接続可能オブジェクト名、配置する場所と向きを指定します。

アクティブなライブラリに存在する最新バージョンの接続可能オブジェクトがインポートされます。存在しない場合はインポートされません。この場合、対応するタスクが [タスク] リストに追加されます。

ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウにおける接続可能オブジェクトの位置を定義する X、Y、Z 座標をソース ファイルで指定できます。さらに、ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウにおける接続可能オブジェクトの回転を定義する X、Y、Z 座標もソース ファイルで指定できます。

  1. [ファイル] > [接続可能オブジェクトのインポート] メニュー アイテムまたはツール バーの ボタンを選択します。

    [接続可能オブジェクトのインポート] ウィザードが開きます。
  2. [ソース ファイル] フィールドの [...] をクリックします。

    ファイル選択ダイアログが開きます。
  3. 目的の場所に移動し、任意のファイルを選択し、[開く] をクリックします。

    ファイル選択ダイアログが閉じます。
  4. 同じ方法でテンプレート ファイルを選択します。
  5. [次へ] をクリックします。
  6. [接続可能オブジェクトのインポート] ウィザードの次のステップでは、データを指定します。つまり、区切り文字、ソース ファイルで無視する行、インポートされた接続可能オブジェクトに使用する列と行を定義します。
  7. ソース ファイル内の特定の文字で始まる行をインポート時に無視するには、[次の文字で始まる行を無視] フィールドに文字を入力します。
  8. 列数と行数を指定することで、インポート時に無視する列と行を指定します。既定では、これらのフィールドには、ソース ファイルで実際に使用されている列と行の数が設定されます。

    このダイアログの [プレビュー] エリアには、行った設定に従って列が表示されます。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. [接続可能オブジェクトのインポート] ウィザードの次のステップでは、列マッピングを指定します。

    [データ ソース] テーブルには現在の設定が表示されます。[ID] 列には、ツリー ビュー内の接続可能オブジェクトの名前を指定します。[部品名] 列には、ライブラリ固有の接続可能オブジェクトの部品名または部品番号を指定します。[X][Y][Z] 列ではインポートされた接続可能オブジェクトのワークスペース / ワークデスク作業ウィンドウでの位置を指定し、[回転 X][回転 Y][回転 Z] 列ではインポートされた接続可能オブジェクトの回転を指定します。[オプション] 列では、インポートされた接続可能オブジェクトに電気オプションを割り当てます。ソース ファイルで指定されている電気オプションがワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウに存在する必要があります。複数の電気オプションを割り当てる場合、| 文字で区切って指定します。
  11. [インポート オプション] グループ ボックスの [既存を更新] チェック ボックスをオンにすると、このグループ ボックスのその他のチェック ボックスが使用可能になります (通常表示になります)。このオプションだけをオンにした場合、ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウに存在するかどうかにかかわらず、接続可能オブジェクトがインポートされます。
  12. [インポート前にすべて削除] チェック ボックスをオンにすると、このグループ ボックスのその他のチェック ボックスが使用できなくなります (灰色表示になります)。このオプションをオンにした場合、すべての接続可能オブジェクトおよび接続可能オブジェクトに接続しているワイヤ / ケーブルがワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウから除去されます。
  13. ソース ファイルで指定されていない既存の接続可能オブジェクトをワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウから除去するには、[リストにないオブジェクトを削除] チェック ボックスをオンにします。
  14. ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウで [ID] および [部品名] プロパティが同じである接続可能オブジェクトの位置と回転をソース ファイルに従って更新する場合、[変更されたオブジェクトを更新] チェック ボックスをオンにします。ワイヤ、ケーブル、バンドル、表面保護などのオブジェクトも更新されます。ただし、後者のオブジェクトの制御点の位置は変わりません。
  15. ライブラリ内の最新バージョンの接続可能オブジェクトをワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウにインポートするには、[ライブラリのバージョンが最新であるかチェック] チェック ボックスをオンにします。このためには、ライブラリ内の接続可能オブジェクトのピン名が、ワークスペース / ワークデスクの作業ウィンドウ内のワイヤまたはケーブルに接続している接続可能オブジェクトのピン名と同じである必要があります。
  16. インポートされた接続可能オブジェクト内に必須の添付部品を配置する場合、[添付部品を追加] グループ ボックスで [必須] チェック ボックスをオンにします。
  17. インポートされた接続可能オブジェクト内に任意の添付部品を配置する場合、[任意] チェック ボックスをオンにします。
  18. ソース ファイルで指定されている接続可能オブジェクトがライブラリで見つからない場合に高速プロトタイプ接続可能オブジェクトをインポートする場合、[高速プロトタイプ部品を使用] チェック ボックスをオンにします。このためには [ID] 列と [部品名] 列に値が設定されている必要があります。
  19. ソース ファイルでの接続可能オブジェクト名を接続可能オブジェクトのライブラリ名または部品番号と大文字 / 小文字まで一致させるには、[大文字と小文字を区別] チェック ボックスをオンにします。ソース ファイルで指定されている接続可能オブジェクトのツリー ビュー名がツリー ビューでの名前と大文字 / 小文字まで一致しない場合、その接続可能オブジェクトは更新されません。
  20. このウィザードの現在の設定をテンプレート ファイルとして保存する場合、[テンプレートとして保存] リンクをクリックします。

    [名前を付けて保存] ダイアログが開いたら、適切な場所を選択し、作成されるテンプレート ファイルの名前を指定します。
  21. [保存] をクリックします。

    [名前を付けて保存] ダイアログが閉じ、入力した名前にファイル拡張子 *.hxcit が自動的に追加されて、指定した場所にテンプレート ファイルが保存されます。
  22. [開始] をクリックします。

    [接続可能オブジェクトのインポート] ウィザードの [インポート結果] ステップでは、接続可能オブジェクトのインポート中に行われた処理に関する情報が表示されます (Library 内のより新しいバージョンへの置き換えやインポートが正常に行われたかどうかなど)。
  23. [完了] をクリックしてウィザードを閉じます。