干渉チェックによって、配置時および編集時に、アイテムが重なり合っているか、または互いに貫通しているかどうかがチェックされます。干渉チェックは、アイテムの配置、移動、コピー、重複、回転、または拡張時に常に実行されます。チェックで検出された干渉は、問題のアイテムに色が付くことで視覚的に表示されます。このとき使用される色は、[オプション] > [設定] > [ユーザー] > [グラフィカル編集] > [3D] メニュー アイテムで設定できます。
- 干渉チェックでは、すべてのアイテム タイプが、表示されているかいないかにかかわらずチェックされます。
- 干渉チェックはいつでも無効にできます。
- 長さを変更できるアイテムを配置するとき、干渉チェックは最初の配置ポイントの定義後に有効になります。
- 意図的な干渉は、干渉として扱われません (扉に統合されたモニターなど)。
- 干渉チェックでは、部品で定義された安全エリア (実装クリアランス) が評価および考慮されます。
- このあと、干渉をチェックするチェック ランが実行されます。
次の例は、実装レールを挿入する際の干渉チェックです。
必須条件:
- プロジェクトを開いていること。
- レイアウト スペース ナビゲーターが開いており、レイアウト スペースが開いていること。
- レイアウト スペースに部品配置が含まれていること。
- 3D レイアウト ナビゲーターが開いていること。
- [オプション] > [干渉チェック] メニュー アイテムを選択します。
- [挿入] > [実装レール] メニュー アイテムを選択し、配置する実装レールを選択します。
- 最初の配置ポイントを設定し、すでに配置されている部品に実装レールが接触するように、実装レールを引き離します。
2 つのアイテムが接触しただけで、ただちにスナップ ポイントが表示されます。 - すでに配置されている部品の上に実装レールが重なるように、実装レールをさらに引き離します。
干渉チェックによって、重なった両方のアイテムが色でハイライトされます。ステータス バーで干渉がレポートされます。2 つ目の配置ポイントは入力できません。つまり、実装レールの配置は許可されません。 - 適切な位置に部品を配置します。
関連項目