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ベース ポイント: 原理

ベース ポイントは、デバイス論理のコンポーネントで、エンクロージャ アクセサリを操作するときに使用します。ベース ポイントは、レイアウト スペース内で定義されている固定の実装ポイントです。ベース ポイントは、アクセサリ管理でエンクロージャ アイテム (サイド パネル、ベースなど) を固定定義位置に設置するのに使用できます。これらのアイテムはあとから移動できません。

自動生成されたベース ポイントとユーザー定義のベース ポイントは区別されます。自動ベース ポイントを使用して、アクセサリ管理からエンクロージャおよび対応するアクセサリを配置する場合、この目的のために詳細なマクロを生成する必要はありません。ただし、ユーザー定義のベース ポイントをマクロに保存して、このマクロをアクセサリ管理でアクセサリ配置のプロパティとして使用することもできます。

自動ベース ポイント

自動ベース ポイントは、部品データベースからマクロなしで直接生成されたすべてのエンクロージャに対して生成されます (製品グループ "エンクロージャ"、製品サブグループ "コンポーネント" および "ボディ")。自動ベース ポイントは、アクセサリの自動配置でのみ使用され、手動配置では計算されません。

自動ベース ポイントは次の部品管理で生成されます。

フレーム プロファイル、水平フロア

フレーム プロファイル、水平カバー

ハウジング

ユーザー定義のベース ポイント

ユーザー定義のベース ポイントは、ユーザーがマクロで手動配置した、定義済みプロパティを持つ実装ポイントです。ユーザー定義のベース ポイントは、メニュー アイテムの [編集] > [デバイス論理] > [ベース ポイント] を使用して挿入できます。

実装ポイントの定義と同様に、ベース ポイントを定義するレイアウト スペースでポイントを選択します。選択には配置オプションを使用できます。後続のプロパティ ダイアログに、自動ベース ポイントとして生成されたベース ポイントも含めすべてのベース ポイントが、使用できるベース ポイントとして表示されます。

ベース ポイント スキーム

STEP データとしてレイアウト スペースにインポートされたエンクロージャでは、すべてのベース ポイントを手動配置する必要があります。ただし、Rittal エンクロージャ シリーズ ("TS8" など) のベース ポイントは常に同じ位置にあります。Rittal シリーズ "TS8"、"AE"、および "CM" のエンクロージャの作成時は、このエンクロージャ シリーズに適した方法でベース ポイントを自動配置できます。メニュー アイテムの [編集] > [デバイス論理] > [ベース ポイント スキームの転送] を使用すると、選択したエンクロージャ シリーズに適した方法でベース ポイントが自動生成されます。

関連項目