接続ポイント名称は、さまざまな方法でコンポーネントに割り当てることができます:
- 既定で、接続ポイント名称は機能定義から採用されます。機能定義には、接続ポイント名称の候補のリストが含まれます。この 1 つ目のエントリが事前設定値として使用されます。コンポーネントで、このリストからエントリを選択するか、接続ポイント名称を手動で上書きすることができます。接続ポイント間の区切り文字は Ctrl+Enter キーで入力できます。
- デバイスを定義して接続ポイント名称を設定した場合、機能が配置されたときにこれらの接続ポイント名称が割り当てられます。
- デバイス選択時 (または部品選択時)、回路図に入力した接続ポイント名称は上書きされます。デバイス選択の設定で [接続ポイント名称] チェック ボックスがオンの場合、回路図に入力した接続ポイント名称はそのままです。
- 接続ポイント名称は、DT の採用と同様に、検索方向にある機能から採用できます。この前提条件として、プロジェクト設定 ([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [管理] > [互換性]) で [接続ポイント名称を採用する] チェック ボックスをオンにしている必要があります。
検索方向からの採用
機能に接続ポイント名称を入力できるだけではなく、この機能から DT に採用され、回路図でこの機能の右側 (または下) に配置される "後続コンポーネント" のすべての接続ポイント名称も入力できます。そのようにして、コンポーネントの系列全体の接続ポイント名称を 1 つのコンポーネントに入力できます。後続コンポーネントでは、接続ポイント名称の候補がリストから選択できます。接続ポイント名称の組み合わせの候補はシンボルの作成時に入力された接続ポイント名称から派生します。
現在のコンポーネントに必要な数よりも多くの接続ポイント名称が入力された場合にのみ、次のコンポーネントが影響を受けます。
[接続ポイント名称] フィールドの[プロパティ] ダイアログでは、現在の接続ポイント名称が常に最初のエントリとしてリストされます。そのあとに、以降のコンポーネントの接続ポイント名称の候補がリストされます。すべての空の接続ポイント名称については、区切り文字が表示されて、予想される接続ポイント名称の数がわかるようになっています。
次の機能については、接続ポイント名称の採用はできません。
関連項目