マルチユーザー モニターからの情報に基づいて、マルチユーザー運用での障害が最小限となるように作業を管理できます。このため、操作の開始前や操作の実行中にダイアログから情報を取得できます。
マルチユーザー モニターを開くには、[プロジェクト] > [マルチユーザー モニター] の順に選択します。[プログレス] 列に、開始されている各操作の進行状況が進行状況バーとパーセントによって示されます。
操作前にマルチユーザー モニターから情報を取得
マルチユーザー運用で、開いているプロジェクトに対して時間がかかる操作を開始する場合 (プロジェクト全体に対するチェック ラン、プロジェクト全体についてのレポート生成など)、最初にこのモニターを使用して、現在のプロジェクトに対して同様に時間がかかる操作が他のユーザーによって開始されているかどうかを調べます。
開始されていない場合、必要な操作を開始します。
現在のプロジェクトに対して時間がかかる操作が実行されている場合、次の選択肢があります。
- 実行に時間がかかることを承知の上で操作を開始する。
- 操作をあとに延期する。
- 他のユーザーに連絡して相談する。これには、たとえば [ユーザー] 列でそのユーザーのユーザー ID をクリックして電子メールを送信できます。
操作中にマルチユーザー モニターから情報を取得
時間がかかる操作を開始し、通常よりも操作の実行に時間がかかっている場合、マルチユーザー モニターを開きます。ここで、この遅延がマルチユーザー運用によるものかどうかを調べることができます。
そうである場合、次の選択肢があります。
- 実行に時間がかかることを承知して操作が完了するまで待つ。
- [キャンセル] をクリックして操作を中止する。このあと、前述のように、他のユーザーに連絡して相談することができます。
関連項目