この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

Festo 部品インポート用の構成ファイル

..\<バージョン番号>\cfg ディレクトリにある festo.cfg ファイルで、インポートする Festo 部品プロパティを定義できます。Festo 部品の EPLAN マクロシンボルへの割り当てもここで行うことができます。プロパティのユーザー独自の割り当ても定義できます。

構成ファイルはさまざまなセクションに分かれています。"Festo-Settings" のセクションでプロパティ割り当てを定義できます。これにより、部品番号の構成方法の設定などができます。"Festo-MacroMapping" セクションは、Festo 部品へのマクロの割り当てを定義します。

構成ファイルの編集には次の規則が適用されます:

インポート モード

構成ファイルの "DataImportSetting" セクションで、次の構文を使用してインポート モードを定義します:

ImportMode=<番号>

インポート モードにより、EPLAN 内部の部品管理へインポートする際に、部品を上書きするか、または既存のデータに追加するかが定義されます。次のインポート モードを使用できます:

プロパティの割り当て

プロパティは構成ファイルの "Festo-Settings" セクションで、次の構文に従って割り当てられます:

<プロパティ番号> = "<値>"

警告:

"Festo Settings" セクションの既定のプロパティは、インポートの後に EPLAN 部品を確実に作成するために使用するので、変更してはなりません。

上記の規則に従って、追加のプロパティを定義できます。構成ファイルは順に処理されるので、独自定義はセクションの最後に追加することを推奨します。

インポートする Festo プロパティの定義

インポートする Festo プロパティは xDKI–プレーンテキスト名 (これは言語に依存しない Festo プロパティの名前です) で指定されます。名前は大文字と小文字が区別されます。

インポートできる Festo 部品データは次のとおりです:

プロパティのプレースホルダーは先頭に文字 "#" を付けて指定します。

構文: [#<プロパティ名>]

Festo プロパティの場合: [#<xDKI わかりやすい名前>]

注記:

将来、新規 Festo プロパティが新しい Festo 製品カタログに追加された場合、対応する xDKI-プレーンテキスト名で指定することで、これらもインポートできます。

インデックス付きプロパティ

インデックス付きプロパティ (フリー プロパティなど) にアクセスできます。

構文: <EPLAN プロパティ番号>.<インデックス>

その他のカスタマイズ

構成ファイルで、さまざまなインポートのカスタマイズを行うことができます。なかでも、次のコマンドや要素を使用できます。構成ファイルの冒頭にある規則を必ず確認してください。

IF 条件

IF 条件は割り当てファイル内で使用できます。IF 文を使用して、1 対のプロパティのみを比較できます。IF 条件を評価する際には、大文字小文字の区別が重要です。次の比較演算子を使用できます:

ハイパーリンク

部品データ内のハイパーリンクから、部品の現在のドキュメンテーションと技術データがある Festo Web サイトへアクセスできます。インポートの際には、ハイパーリンクは自動的に [ファイル / ハイパーリンク 1] フィールド ([部品管理] モジュール[ドキュメント] タブ) に入力されます。

表示言語

#EPLAN.Lng プレースホルダーを使用して、プロパティを特定の言語で表示できます。インポートの際、このプレースホルダーには現在の表示言語が入ります。

構文: long=[#EPLAN.Lng]

警告:

インポート時の表示言語はそのプロパティに永久に入力され、表示言語が変更されても更新されません。言語は、表示言語を変更して部品を再インポートすることでのみ変更できます。これを行う場合、古い部品は削除する必要があります。

言語は lang=<言語> エントリ (lang="en_US" など) を使用して直接入力することもできます。

変数

設定ファイルの値の一時保管場所では、タイプ "文字列" の 10 個の変数が使用できます (この目的の場合、EPLAN プロパティを誤用しないこと)。変数は前に文字 "$" を付けて指定します。

構文: [$EPLAN.Str0][$EPLAN.Str9]

変数に割り当てられた値はインポート中に一時的に使用できるのみであり、インポートする Festo 部品プロパティのいかなる値も変更されません。

マクロまたはシンボルの割り当て

構成ファイルの "Festo-MacroMapping" セクションで、次の構文に従ってマクロまたはシンボルが Festo 部品に割り当てられます:

マクロの場合:

if ([#SymbolId] == "<オーダー番号>") 22145 = "<サブディレクトリ>\<マクロ名>.EMA"

または

if ([#SymbolId] == "<オーダー番号>") 22145 = "<サブディレクトリ>\<マクロ名>.EMS"

シンボルの場合:

if ([#SymbolId] == "<オーダー番号>") 22146 = "<サブディレクトリ>\<シンボル名>.ESY"

関連項目