配管リストやホース リストは、機能定義に設定された接続プロパティや接続定義ポイントの標準設定を使用して、レポートおよび出力することができます。このセクションでは、既定の設定を使用してこのようなリストを評価し、プロジェクト ページとして出力する方法について説明します。このリストには、流体動力プロジェクトのすべての管およびホース接続がまとめて表示されます。
必須条件:
- プロジェクトを開いていること。
- "油圧" および "空圧" 分野のデバイスを含む 1 つ以上の流体回路図ページがプロジェクトに含まれていること。
- 各分野のデバイス間に接続が存在すること。
- 接続リスト フォームへのアクセス権があること ([ユーティリティ] > [レポート] > [生成] の順に選択し、[設定] > [出力ページ] を選択します。F27_FT004 などの "接続リスト" レポート タイプのフォーム エントリが存在している必要があります)。
- すべての流体動力コンポーネントの機能接続ポイントに接続ポイント タイプとして "フルード" が設定されていること (この接続ポイント タイプは流体動力機能の挿入時に自動的に割り当てられます。これを確認するには、各機能の [プロパティ <...>] ダイアログを呼び出し、[シンボル / 機能データ] タブを開いて [論理] をクリックします)。
- "油圧" 分野のすべての接続の既定の設定として、機能定義 "管" を設定し、"空圧" 分野のすべての接続の既定の設定として、機能定義 "ホース" を設定していること([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [接続] > [プロパティ] を選択し、[空圧] と [油圧] のタブを選択します)。
- "油圧" および "空圧" 分野のすべての流体接続の既定の設定で、断面積または直径を定義していること。これに加えて、すべての油圧および空圧接続に対して長さを指定していること([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [接続] > [プロパティ] を選択し、[空圧] と [油圧] のタブを選択します)。
- ページ ナビゲーターでプロジェクトを選択します。
- メニュー アイテムの [ユーティリティ] > [レポート] > [生成] を選択します。
- [レポート - <プロジェクト名>] ダイアログの [レポート] タブを選択します。
- ツリー ビューで [新規] ポップアップ メニュー アイテムを選択します。
- [レポートの選択] ダイアログの [ソース プロジェクト] フィールドでプロジェクトを選択し (まだ定義されていない場合)、[レポート タイプの選択] リストから "接続リスト" タイプを選択します。
- [OK] をクリックします。
- [設定 - 接続リスト] ダイアログで、[フィルター] ドロップダウン リストの横にある [...] をクリックし、新しいフィルター スキームを作成します。
- [フィルター] ダイアログで、 ([新規]) をクリックします。
- [新規スキーム] ダイアログにスキーム名を入力します ("管 + ホース" とわかりやすい説明など)。
- [フィルター] ダイアログで、テーブルの右上にある ([新規]) をクリックし、1 つ目のフィルター条件を定義します。
- [条件の選択] ダイアログで "接続: 機能定義" エントリを選択します。
- フィルター ダイアログの 1 つ目のテーブル セルで [値] 列の [...] をクリックし、"機能定義" 条件の値を選択します。
- [機能定義] ダイアログのツリー ビューで [一般] > [一般的な特殊機能] > [接続] > [接続定義ポイント] の順に移動し、"管" の接続定義を選択します。
- [フィルター] ダイアログのテーブルの 2 行目で、2 つ目のフィルター条件を指定します。"OR" エントリを選択します。
- テーブルの 3 行目に最後のフィルター条件として "機能定義" を作成し、値 "ホース" を指定します。
- [OK] をクリックします。
- [設定 - 接続リスト] ダイアログで、ソート条件として "分野" エントリを選択します。
- [OK] をクリックします。
- このダイアログでは、接続リストをプロジェクトの既存のページ構造にソートする方法を指定します。[上位階層機能番号]、[ページ名]、[補足フィールド: シート番号] の各フィールドに、必要な値を入力します。
- [OK] をクリックします。
レポートが開始されます。終了すると、ページがプロジェクトへ出力されます。生成された接続リストには、プロジェクトのすべてのホース接続と配管接続が、ホースと管によってソートされて一覧表示されます。
注記:
機能定義によって配置されている接続定義ポイントを使用して、管 / ホース リストをレポートおよび出力する場合、以下の必須条件を満たしている必要があります:
- 接続定義ポイントが流体動力接続に配置されていること。
- 各定義ポイントに、次のプロパティが定義されていること:
- 断面積 / 直径
- 接続名称
- 機能定義 "油圧" 分野では "管"、"空圧" 分野では "ホース"
- 接続: 単位付きの長さ
関連項目