テキスト同士をドッキングできます。これにより、1 行テキストをマルチライン テキストにあとから変更する場合などに、テキストが一緒に流れなくなります。これは主にコンポーネント上のプロパティ テキストに使用しますが、"標準" テキストもドッキング可能です。
ドック テキストは元の色、サイズ、フォント、スタイルを維持します。ただし、角度と向きはメイン テキストに合わせて調整されます。さらに、このテキストはブロックとして移動します。
テキストはドッキング前の位置を "記憶" しており、ドッキング解除されるとその位置に戻ります。
注記:
相互にドッキングされたテキストを、別の要素グループに含めることはできません。このような場合は、これらのテキストの編集中に問題が発生します。
必須条件:
テキストのドッキング
- ドッキングするテキストを選択します。
- メニュー アイテムの [編集] > [テキスト] > [ドッキング] を選択します。
- テキストをドッキングするメイン テキストを選択します。
テキストはメイン テキストと同じ向きになります。
テキストのドッキング解除
- ドッキングされているテキストを選択します。
- メニュー アイテムの [編集] > [テキスト] > [ドッキング解除] を選択します。
テキストがドッキング前の位置に戻ります。
プロパティ テキストのドッキング
プロパティ テキストのドッキングとドッキング解除は対応するコンポーネントのプロパティ ダイアログで行います。
- コンポーネントをマークし、メニュー アイテムの [編集] > [プロパティ] を選択します。
- [表示] タブで、ドッキングされていないプロパティをリストから選択し (プレフィックス付きのシンボルは設定されているドッキング方向を示します)、ポップアップ メニューの [ドッキング] を選択します。
[ドッキング] フィールドで指定されている方向に、プロパティ テキストがドッキングします。
プロパティ テキストのドッキング解除
- コンポーネントをマークし、メニュー アイテムの [編集] > [プロパティ] を選択します。
- [表示] タブで、ドッキングされている (プレフィックス付きのシンボルがない) プロパティをリストから選択し、ポップアップ メニューの [ドッキング解除] を選択します。
プロパティ テキストがドッキング解除され、別々に移動可能になりました。
関連項目