直接編集を使用して編集モードを有効にし、コンポーネントのグラフィカル テキストとプロパティ テキストを個別に直接修正することができます。
[オプション] メニューを使用してこの編集モードのオンとオフを切り替えるだけでなく、マウスまたはキーボードを使用して直接編集モードを一時的に直接オンにすることもできます。これには、テキストまたはコンポーネントを最初に選択してから、マウスの左ボタンを長めに押して放すか、F2 キーを押します。
グラフィカル テキストの直接編集
"グラフィカル テキスト" とは、フリー テキストとパス機能テキストを配置したものです。これらのテキストは、回路図ページ、グラフィカル ページ、レポート、またはマスター データ (フォームや図枠など) に配置できます。
プロパティ テキストの直接編集
コンポーネントの特定のプロパティ配置 (プロパティ [表示 DT] または [技術特性]) も、グラフィカル エディターで直接編集できます。"直接" 編集可能なプロパティの概要については、"直接編集のプロパティ" で取り上げます。ただし、直接編集が可能なのは機能だけであり、中継ポイントや構造ボックスなどは直接編集できません。
直接編集モードに切り替えるとすぐに、Tab キーを使用して、コンポーネントの個別の編集可能テキスト間をジャンプすることができます。ジャンプすると、現在のテキストに対する変更は保存され、次のテキストの編集フレームが開きます。
ジャンプするには、まずグラフィックス上におけるメイン プロパティの順序を決定します (左上から右下)。次に、最初のメイン プロパティへのジャンプが実行され、さらにメイン プロパティにドッキングされている配置へジャンプします。このあと、2 番目のメイン プロパティとそれにドッキングされている配置などにジャンプします。空または非表示のプロパティは無視されます。
直接編集に関する特別な考慮事項
プロパティ ダイアログを使用してテキストを入力および編集する場合と異なり、直接編集の場合には、次の特別な条件を考慮する必要があります:
- このモードでは、テキストを書式設定することができません。
- 直接編集は複数選択をサポートしません。複数のテキストまたはコンポーネントがマークされている場合、編集フレームは現在対象となっている (クリックされた) テキストだけに対して開かれます。
- 特殊テキストは直接編集できません。これには、プロジェクトとページ プロパティ、シンボル エディターにおけるプロパティ テキスト、図枠エディターにおける列と行のテキスト、フォーム エディターにおけるプレースホルダー テキストなどが該当します。
注記:
[直接編集] モードに切り替えた場合、テキストを含むオブジェクトをダブルクリックしてもプロパティ ダイアログは開かず、編集フレームが開きます。
関連項目