原因
2 つの PLC ボックスのアドレス エリアが重複するように定義されています。
解決方法
- [メッセージ管理] ダイアログのポップアップ メニューを使用して、回路図内で PLC カードの PLC ボックスを特定します。[移動 (グラフィックス)] 機能を使用して PLC カード '<x>' にジャンプします。[2 番目の座標へ移動] 機能を使用して PLC カード '<y>' にジャンプします。
- 両方の PLC ボックスのプロパティ ダイアログを開き、そのプロセスで 1 つ目のタブを選択して前面に表示します。
- プロパティ リストで、両方の PLC カードのアドレス エリアの重複が不可能になるように、フィールド [PLC カードの開始アドレス] および [PLC デバイス: データ長 (...)] の値を調整します。
- エントリを確認します。
- 新しいチェック ランを開始します。
注記:
このチェック ランは、PLC カードのアドレス エリアが重複しているかどうかをチェックします。
このプロセスでは、以下の情報が考慮されます。
- PLC 固有の設定 [入力と出力のアドレス範囲を分ける]。
- "使用している" CPU に対する PLC カードの関連付け。この目的のために、[CPU: 名前 [1]] プロパティのみが考慮されます。つまり、PLC カードは 1 つの CPU にのみ属することができます。
アドレス エリアの重複のチェックは、PLC カードと関連する PLC サブデバイスの両方に対して行われます。
このチェック ランを実行するには、以下の条件を満たしている必要があります。
- プロパティ [PLC カードの開始アドレス] および [PLC デバイス: データ長] が設定されている関連する PLC ボックスが存在する。対応するフィールドに値が入力されている必要があります。
- [CPU: 名前 [1]] プロパティが空であってはならない。このエントリによって、使用されるアドレス スキームが決定されます。
- CPU に属するアドレス スキームの PLC 固有の設定では、構成値が "PLC カードの開始アドレス" であるカウンターが定義されている必要がある。
さらに、以下がチェック ランに適用されます。
- アドレス指定スキームを指定しなければ、アドレス範囲 (終了 = "開始アドレス + データ長") を計算できない。
- データ長は、ビット単位の 10 進値として使用されるアドレス指定スキームとは関係なく指定される。
- データ長は、部品管理に保存でき、そこから適用できる。