このダイアログでは、カスタマー コード ディレクトリのマスター データを更新するかどうかと、その方法を指定します。新しくインストールした更新またはアドオンをはじめて起動すると、それがターゲットに存在しない場合には、データが自動的にコピーされます。上書きされる既存のデータがある場合、同期を直接実行するかどうかを決めるように促すプロンプトが表示されます。
- [ユーザー定義] を選択するとマスター データがロードされ、[マスター データの同期 - システム マスター データ] ダイアログが表示されます。このダイアログを使用して、特定の EPLAN オリジナル マスター データを特定のターゲットに転送することができます。
- [はい] を選択すると、システム マスター データは自動的に同期されます。古いシステム マスター データは上書きされ、存在しないシステム マスター データは追加されます。
- [いいえ] を選択すると、同期せずに作業を再開することができます。
メイン ダイアログの要素の概要:
このドロップダウン リストから、マスター データの同期に使用するさまざまなディレクトリを選択できます。それには、最初にこれらのディレクトリ設定をスキームとして保存しておく必要があります。これは、会社 / カスタマーごとに異なるマスター データ ディレクトリを使用する場合に便利です。[...] をクリックして [設定: ディレクトリ] ダイアログを開き、ディレクトリの新しいスキームを作成します。
このドロップダウン リストから、同期のソースを選択します。リストには、"EPLAN Electric P8 データ"、"EPLAN Fluid データ" など、すべてのインストール済みプログラム バリアントのデータが含まれています。
会社固有のディレクトリのシステム マスター データのリストには、次のエントリが含まれています。
- [状態]: "新しい" または "同一" などの状態に関する情報
- [名前]: マスター データ オブジェクトのファイル名 (ファイル拡張子は含まない)
- [タイプ]: マスター データのタイプ (シンボル ライブラリ、タイトル ページのフォーム、図枠など)
- [変更日]: マスター データ オブジェクトを最後に変更した日付
エントリは列の英数字の順にソートされます。標準のソートは [名前] エントリを基準にして行われます。[タイプ] 列ヘッダーをクリックすると、すべてのエントリがマスター データ タイプによってソートされて表示されます。
元の EPLAN マスター データのリストには、次のエントリが含まれています:
- [状態]: "プロジェクトに格納されていません" または "同一" などの状態に関する情報
- [名前]: マスター データ オブジェクトのファイル名 (ファイル拡張子は含まない)
- [タイプ]: マスター データのタイプ (シンボル ライブラリ、タイトル ページのフォーム、図枠など)
- [変更日]: マスター データ オブジェクトを最後に変更した日付
これらのエントリも列の英数字の順にソートされます。標準のソートは [名前] エントリを基準にして行われます。[タイプ] 列ヘッダーをクリックすると、すべてのエントリがマスター データ タイプによってソートされて表示されます。
矢印ボタンを使用して、特定の EPLAN マスター データをシステム マスター データに転送します。複数を選択できます。
このドロップダウン リストを使用して、マスター データを同期するためのダイアログの設定時に、特定のデータだけが表示されるようにします。選択したフィルターが自動的に有効になります。[-有効でない-] のエントリを選択するとフィルターは無効になり、フィルターを解除してデータが表示されます。
- [差異の表示]: 選択したソースの EPLAN マスター データと、設定済みディレクトリのシステム マスター データの両方に存在し、状態 "古い" または "新しい" を持つマスター データだけを表示する場合には、このフィルターを選択します。
- [システム マスター データ (古い)]: 対応する EPLAN マスター データよりも古いシステム マスター データだけを [システム マスター データ] リストに表示する場合には、このフィルターを選択します。
- [EPLAN マスター データ (古い)]: 対応するシステム マスター データよりも古い EPLAN マスター データだけを [EPLAN マスター データ] リストに表示する場合には、このフィルターを選択します。
- [拡張子]: システム マスター データにまだ存在しないマスター データ (状態: "EPLAN マスター データ内のみ") だけを [EPLAN マスター データ] リストに表示する場合には、このフィルターを選択します。
- [システム マスター データ (古い) と拡張子]: 対応する EPLAN マスター データよりも古いシステム マスター データと、システム マスター データにまだ存在しない EPLAN マスター データ (状態: "EPLAN マスター データ内のみ") の両方を表示する場合には、このフィルターを選択します。
マスター データをグローバルに更新するには、このボタンの下にあるメニュー オプションを使用します。
メニュー アイテム |
意味 |
---|---|
システム マスター データ (古い) |
すべての古いシステム マスター データを、新しい EPLAN マスター データと置き換えます。 |
拡張子 |
以前は EPLAN マスター データだけで使用可能であったデータを、システム マスター データに追加します。 |
システム マスター データ (古い) と拡張子 |
すべての古いシステム マスター データを新しい EPLAN マスター データと置き換えて、まだシステム マスター データに存在しないデータを追加します。 |
注記:
- 更新によって新しいバージョンのマスター データが古いバージョンのマスター データと置き換えられた場合 ([変更日] 列のエントリで識別可能)、メッセージが生成され、更新をキャンセルすることができます。
- マスター データの比較では、ファイル名の大文字と小文字は区別されません。ファイル名 ABC.XYZ は abc.xyz と同一です。
- 更新されたシステム マスター データを特定のプロジェクトで使用できるようにするには、このプロジェクトのプロジェクト マスター データをシステム マスター データと同期する必要があります。
関連項目