EPLAN ニュース 2.8

セグメント定義の構成による番号付けの拡張

以前は、事前計画において PCT ループセグメントごとに異なる番号付け設定を指定できるだけでした。セグメント定義ごとに異なる番号付け設定を指定できるようになりました。

利点:

セグメント定義の構成が番号付け設定によって拡張されました。これにより、セグメント定義ごとに異なる番号付け設定を指定できるようになりました (センサーにはアクチュエーターとは異なる番号付けを使用するなど)。

このため、[開始値][増分] などの対応する設定が [設定: 番号付け / PCT ループ] ダイアログから除去されました。番号付けの指定がセグメント定義の構成中に行われるようになりました。

この目的のために、[セグメント定義の設定] ダイアログの名前が変更された [番号付け / 使用可能性] タブが拡張されています (メニュー パス: [プロジェクト データ] > [事前計画] > [セグメント定義の設定])。新しい [名称の番号付け]ループ ボックスでは、使い慣れた設定オプションを使用できます。

構成におけるこれらの設定は、[PCT ループに番号付け] メニュー アイテムを介した PCT ループの番号付けにも使用されます。

構造識別子の番号付け

新しいバージョンでは、構造識別子の番号付けも設定できるようになりました。この目的のため、名前が変更された [構造識別子の書き込み禁止と番号付け] テーブルに [番号] 列が追加されました。テーブルで対応するエントリを選択することにより、それぞれの構造識別子に連番を付けることができるだけではなく、それを番号付けから除外したり、それにセグメントの名称と同じように番号付けしたりできるようになりました。[番号] 列の各ドロップダウンリストは、書き込み禁止が有効になっていない場合にのみ使用できます。

これらの拡張は、構造セグメントの構造識別子と、もう一方のセグメントにある構造識別子の個々のコンポーネントの両方に適用されます (たとえば、プランニング オブジェクトや PCT ループなどの [上位階層機能 (単一コンポーネント)] プロパティ)。さらに、"シンボル アドレス" もテーブルで使用できるようになりました。これに応じて、このプロパティをセグメントで読み取り専用に設定したり、このプロパティに番号を付けたりできます。

関連項目