EPLAN ニュース 2.8

事前計画内のクロスリファレンス

事前計画ページ上のセグメントに、詳細計画 (P&I ダイアグラム、マルチライン回路図) または事前計画ページに配置されている、対応する "相手側" が存在する場合、それらのセグメントにクロスリファレンスを表示可能になりました。たとえば以下を表示できます:

利点:

事前計画に新しいクロスリファレンスが追加されたことによって、より簡単にセグメントの追加の配置とリンクを検出および検索できるようになりました。その結果、ジャンプ機能が拡張されたことによって、よりすばやくプロジェクト内を移動できるようになりました。これにより時間を節約でき、複数のプロジェクト ページに分散しているセグメントの配置の概要を保持できます。

クロスリファレンスの設定

これらのクロスリファレンスの表示を設定できるように、次の設定に "事前計画" ページ タイプが追加されました:

これらの設定へのメニュー パスは [オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [クロスリファレンス / 接点イメージ] です。‏

相手側への移動機能の拡張

グラフィカル エディターで、あるセグメントからクロスリファレンスの相手側に移動するには、[移動 (相手側)] ポップアップ メニューを選択するか、F キーを押します。この場合、事前計画ページ上でセグメントにさらなる配置がない場合にのみ、事前計画ページ上のセグメントから詳細計画内のリンク先のメイン機能に移動します。

事前計画のマスター データの拡張

事前計画のクロスリファレンスの表示は、既知のプロパティ [クロスリファレンス (メイン / 補助機能)] (ID 20300) の影響も受けています。セグメントおよび PCT ループについては、このプロパティによってシンボルのプロパティ配置が拡張されたため、クロスリファレンスをただちに表示できるようになりました。

セグメントに対するクロスリファレンスは、P&I ダイアグラムの新しいレイヤー "EPLAN832、プロパティ配置.クロスリファレンス.P&ID" に表示されます。