部品の保存
部品はプロジェクト内の次の場所に保存できます。
- 納品部品や一般取付材料などはプロジェクトに直接割り当てることができます。プロジェクト部品を 1,000 個まで割り当てることができます。
- デバイスのメイン機能には部品番号を 50 個まで割り当てることができます。
- 部品定義ポイントを使用して (各メイン機能における場合と同様に) 回路図内の 1 つの場所に部品を 50 個まで配置できます。
プロジェクトに保存されている部品
出力リストでの計算には必要であるがエンド カスタマーには提供すべきでない部品プロパティ (購入価格など) があります。構成ダイアログを使用して、プロジェクトに保存するプロパティを指定できます。プロジェクトを転送するとこれらのプロパティも転送されます。保存されていない部品プロパティは、部品データベースにアクセスすることによってのみ取得できます。
[保存済み部品のプロパティを削除] ダイアログで、プロジェクトに保存されている部品プロパティを簡単に確認できます。プロジェクトに保存されている部品から個々のプロパティを削除することもできます。
[部品の同期 - <プロジェクト名>] ダイアログ ボックスで、プロジェクトに保存されている部品をシステム部品と同期できます。
回路図データから生成された部品
[部品の生成] コマンドを使用して、回路図データから部品を作成できます。この部品はプロジェクトに保存された部品として保存されます。これにより、部品管理にデバイスが作成されます。つまり、部品とデバイス データがデータベースに保存されます。
これはメイン機能のコンポーネントでのみ実行できます。これは DT に部品参照が 1 つだけ入力されている場合 (数量が 1) にのみ使用できます。
この方法によって生成された部品には、デバイスのすべての機能の機能テンプレートが含まれます。
メイン機能に対してこのコマンドを再び実行する場合、2 段階のセキュリティ プロンプトによって、プロジェクトに存在する部品だけを上書きするか、部品マスター データも更新するかどうかを指定できます。
部品表
保存済み部品を使用して、"説明"、"サプライヤー" などの追加データを含む部品表を作成できます。部品データベース全体を送信する代わりに、この部品表をクライアントなどに渡すことができます (追加情報を含めることもできます)。
部品リストをソート / グループ化された各種出力リストに出力できます。階層構造の部品グループを細分したり事前に指定した深さまで出力したりすることができます。
注記:
数量が "0" の部品は必ず出力されます。これを回避するには、フィルターを使用します。
パネル レイアウト
回路図でデバイスに保存されている部品によって、実装パネル上の機械的なスペース要件が決まります。部品管理 ([実装データ] タブ) で、スケール情報を含むメカニカル シンボルへのオーダー データの割り当てを管理できます。
アセンブリ
デバイスに部品を割り当てる際に、階層アセンブリを分割できます。各部品にはどのアセンブリに属するかについての情報が残ります。
[アセンブリを分割] ユーザー設定 ([オプション] > [設定] > [ユーザー] > [管理] > [部品選択]) を使用して、挿入時にアセンブリを分割するかどうかと、どのレベルまで分割するかを定義します。[アセンブリを分割] プロジェクト設定 ([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [＜プロジェクト名＞] > [レポート] > [部品]) では、レポートでアセンブリを分割するかどうかと、どのレベルまで分割するかを定義できます。挿入時にアセンブリが分割されている場合、レポート時にはアセンブリとして扱われません。
部品バリアント
多機能リレーをサポートするため、部品管理でいわゆる部品バリアントを作成できます。
デバイスに新規部品を追加し、その部品に機能テンプレートが含まれている場合、機能テンプレートがデバイスに関連付けられます。部品をデバイスから除去した場合、その部品に属するすべての機能テンプレートも除去されます。
関連項目