[ユーティリティ] > [部品] > [管理]。[その他] > [設定] の順に選択して、部品データベースを開いていること。
このダイアログでは、部品データベースと人物データベース (カスタマーおよびメーカー / サプライヤー用) のマスター データを管理します。部品管理には技術データと販売データの両方が含まれています。
メイン ダイアログの要素の概要:
このドロップダウン リストには、すべての使用可能なフィルターが表示されます。選択したフィルターは自動的に有効になり、ツリー ビューとリスト ビューの両方に適用されます。[- 有効でない -] のエントリを選択するとフィルターは無効になり、フィルターを解除してデータが表示されます。[...] をクリックして [フィルター] ダイアログを開きます。ここで、フィルターを作成、編集、削除、コピー、エクスポート、インポート、および管理することができます。
[フィルター] ドロップダウン リストのポップアップ メニューには次のエントリがあります。
- [非有効化]: このポップアップ メニュー アイテムは、フィルターが設定されている場合に使用できます。フィルター設定を [- 有効でない -] にリセットします。
- [<フィルター名> の有効化]: このポップアップ メニュー アイテムは、フィルター設定が [- 有効でない -] の場合に使用できます。最後に使用したフィルターを再度有効化します。
これによって、フィルターを解除した表示と、フィルターを有効にした表示を、必要に応じてすばやく切り替えることができます。
検索するテキストをこのボックスに入力し、 ([検索]) をクリックします。すべてのデータ レコードでテキストが検索されます。ツリー ビューでは、"アクセサリ リスト"、"アクセサリ配置"、"穴あけパターン"、"接続ポイント パターン" の各メイン ノードも検索されます。メイン ノードの "カスタマー" および "メーカー / サプライヤー" は、ここでは考慮されません。
この検索を初めて使用する場合は、[OK] をクリックして検索インデックスを生成する必要があります。それ以外の場合は、[その他] > [検索インデックスの更新] を使用して、いつでも検索インデックスを更新できます。
検索用語を削除して全部品表示に戻るには、 ([削除]) をクリックします。
検索用語の構文には次の規則が適用されます:
入力 |
検出される用語 |
例 |
---|---|---|
1 つの単語 (例: 検索テキスト「端子」) |
1 つ以上のテキスト フィールドに「端子」というテキストを含む部品が検出されます。このテキストは単語の一部であっても構いません。検索では大文字と小文字は区別されません。 |
次のような部品が検索されます。 |
1 つの単語 (例: 検索テキスト "絶縁端子、ヒューズあり") |
この検索では、この文字列がすべて含まれている部品が検出されます。検索では大文字と小文字は区別されません。 |
|
OR 演算 (例: 検索テキスト「端子 モーター」) |
テキスト ボックスに端子またはモーターというテキストを含む部品が検出されます。部品によってテキスト ボックスが異なる場合があります。 |
次のような部品が検索されます。 |
AND 演算 (例: 検索テキスト「端子 +モーター」または「+端子 + モーター」) |
この AND 演算では、1 つ目の検索用語とプラス記号の間に空白を入力する必要があります。 |
次のような部品が検索されます。 注記: この AND 演算は部品データベースとして SQL Server が使用されている場合にのみ使用できます。Access データベースを使用している場合、検索用語「端子 +モーター」は「端子 モーター」と同じ結果になり、したがって OR 演算として扱われます。 |
検索テキスト内の空白 (例: 検索テキスト = "OPC 53") |
1 つ以上のテキスト フィールドに「OPC 53」というテキストを含む部品が検出されます。検索テキストの最初と最後の " 文字を省略すると、"OPC" または "53" を含む部品が返ります。 |
この検索オプションは、AND および OR と組み合わせることができます。 |
注記:
プレースホルダー文字 ("*"、"?"、"_" など) は検索によって返らないため、フルテキスト検索ではこれらの文字を使用しないでください。これらの制約は使用されているデータベースの検索メカニズムによるものです。
このタブには、部品タイプとカスタマーおよびメーカー / サプライヤーを階層ツリー構造で表示できます。階層ツリー構造の一番下の階層レベルとして、個々の部品番号または部品バリアントが (ある場合は) 表示されます。
必要に応じて、[その他] > [設定] を使用して部品の表示を設定できます。
ツリーの代わりにデータをリストに表示することもでき、表示範囲は [表示の設定] ポップアップ メニュー アイテムを使用して設定します。ここでは、リストに部品はすべて表示されますが、メーカー、サプライヤー、カスタマーは表示されず、すべての部品が持つプロパティ (部品番号、製品グループなど) だけが表示されます。
このタブには部品のツリーとリストを組み合わせたビューが表示されます。このタブの上側部分にあるツリー ビューで部品を事前選択できます。ツリーで "ケーブル" 製品グループなどのノードを選択すると、関連する部品が下側のリストに表示されます。
ここでは、ポップアップ メニュー アイテムの [表示の設定] オプションを使用して、表示範囲を指定することもできます。
ツリー ビュー、リスト ビュー、または組み合わせビューでの選択に応じて、ダイアログの右側に関連するタブが表示されます。カスタマーを選択した場合にはそのカスタマーの詳細ビューが表示され、ケーブルを選択した場合にはケーブル関連のタブが表示されます。
このタブには、現在使用されている部品データベースの名前とバージョン、含まれている部品数、メーカー / サプライヤーの数、穴あけパターン、アクセサリ リストなどが表示されます。タブの内容は開く際に自動更新されますが、F5 キーを使用して、任意のタイミングで手動更新することも可能です。
メニュー アイテム |
意味 |
---|---|
列の幅の調整 (リストのみ) |
見出しと列の内容が完全に読めるように、すべてのテーブル列の幅を調整します。 |
新規 |
部品タイプの階層レベルまたは (コンポーネントの場合は) 製品グループの階層レベル: 任意のタイプ (コンポーネント、ハウジングなど) の新規部品または現在の一般的な製品グループ / 製品サブグループ / 製品グループの新規部品が生成されます。ここでは、新規_<連番> (階層レベルを選択した場合) または <元の部品番号>_<連番> (部品を選択した場合) という名前が既定で割り当てられます。 リスト: 各タイプ (コンポーネント、ハウジングなど) の新規部品または現在の一般的な製品グループ / 製品サブグループ / 製品グループの新規部品を作成します。ここで、<元の部品番号>_<連番> という名前が既定で割り当てられます。 |
技術データの貼り付け |
1 つの部品をコピーしたあと、その変数データと機能テンプレートが挿入されます。このデータは現在選択されているレコードにコピーされ、既存のデータは先にすべて削除されます。 |
機能テンプレートの貼り付け |
1 つの部品をコピーしたあと、その機能テンプレート / 機能定義、つまり [機能テンプレート] タブと [機能定義] タブのデータを挿入します。選択したレコードにこのデータがコピーされます。確認のプロンプトのあと、既存の機能テンプレート / 機能定義が、挿入されたテンプレート / 機能定義に置き換えられます。 |
信頼度の貼り付け |
1 つの部品をコピーしたあと、その信頼度、つまり [信頼度] タブのデータを挿入します。選択したレコードにこのデータがコピーされます。確認のプロンプトのあと、既存の信頼度が、挿入された信頼度に置き換えられます。 |
事前選択を伴うリスト (ツリーのみ) |
リスト ビューへの情報の表示を高速化するために、表示する要素の数を減らします。このオプションが有効になっている場合、現在選択している要素を含む自動フィルター (事前選択) を伴うリスト ビューが呼び出されます。 |
表示の設定 |
[表示の設定] ダイアログが開きます。ここでは、ツリー ビューでの部品名称の表示と非表示を切り替えることができます。また、リスト ビューに表示する列を指定できます。 |
エクスポート |
選択したレコードの [レコードのエクスポート] ダイアログが開き、エクスポート ファイルの名前とタイプを指定できます。現在の選択に (ツリー ビューの) ノードが含まれている場合、それらのノードの下のすべてのレコードが考慮されます。 |
機能テンプレートの割り当て |
ハイライトされているレコードに、まだ欠落している機能テンプレートを保存済みマクロから自動生成できます。この機能では [元に戻す] 操作を使用できません。したがって、大きな変更を行う前には、部品データをバックアップしてください。 |
Data Portal 経由で更新 |
選択した部品を EPLAN Data Portal 経由で更新します。 注記: これは、EPLAN Data Portal にログインしていて、EPLAN Data Portal Professional のライセンスも持っている場合にのみ可能です。 |
"通常" の挿入と技術データの挿入は必ず関連データにのみ適用されます。つまり、コピーしたデータをターゲット部品に保存できない場合、コピーしたデータが挿入されないことがあります。
オーダー番号が ABC、曲げ半径が 50 cm のケーブル HELU.33 をコピーしました。この部品を単一コンポーネントとして挿入した場合、オーダー番号が ABC のコンポーネント HELU.33 が生成されます。単一コンポーネントには曲げ半径がないため、50 cm という値は無視されます。
メニュー アイテム |
意味 |
---|---|
インポート |
[レコードのインポート] ダイアログが開き、ファイル名とファイル タイプを指定できます。また、インポートするレコードの処理方法を選択する必要があります。 |
Festo 買い物かごのインポート |
Festo 製品カタログの買い物かごから部品をインポートできます。 |
エクスポート |
[レコードのエクスポート] ダイアログが開き、エクスポートのファイル名、ファイル タイプ、範囲を指定する必要があります。 |
スペース要件 |
選択されているすべての部品について、必要なスペースが自動的に計算され、部品の同じ名前のフィールド ([実装データ] タブ) に結果が入力されます。この操作を実行するには、[実装データ] タブに部品固有の適切な値 ("幅"、"高さ" など) が入力されている必要があります。 |
価格 |
[価格の計算] ダイアログが開き、自動計算する購入価格を入力できます。この操作は選択されているすべての部品に適用されます。 |
通貨 |
[通貨の変換] ダイアログが開き、各種通貨の換算データを入力する必要があります。この操作は選択されているすべての部品に適用されます。 |
翻訳 |
自動翻訳オプションを含むポップアップ メニューが開きます。 |
機能テンプレートの合計 |
アセンブリ / モジュール以下の部品で機能テンプレートを (再帰的に) 合計し、これらをアセンブリ / モジュールに入力します。このとき、モジュールはブラック ボックスのテンプレートの情報によって補足されます。ブラック ボックスはグループ化の要素として必要であり、モジュールの部品番号が割り当てられます。 |
機能テンプレートの割り当て |
すべてのレコードに、まだ欠落している機能テンプレートを保存済みマクロから自動生成できます。この機能では [元に戻す] 操作を使用できません。したがって、大きな変更を行う前には、部品データをバックアップしてください。 |
検索インデックスの更新 |
フルテキスト フィルターの検索インデックスを更新します。 |
設定 |
[設定: 部品 (ユーザー)] ダイアログが開きます。
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関連項目