事前に定義されたプロジェクト構造の識別子スキームと同様に、ユーザー定義のスキームを作成し、これを使用して独自のプロジェクト構造を定義することもできます。ユーザー定義の識別子構造には、"機能割り当て"、"上位階層機能"、"設置場所"、"上位階層機能番号"、および "ドキュメント タイプ" に加え、接頭記号を自由に定義できるユーザー定義の識別子ブロックも含まれます。
その後、ユーザー定義ページ構造とユーザー定義デバイス構造で構成されるユーザー定義プロジェクト構造を、プロジェクト プロパティ ダイアログで変更できます。ページを含むプロジェクトの場合、特定の条件を満たしているときにだけ、ページ構造をあとから変更できます。すべての構造は同じ手順で定義します。
必須条件:
プロジェクトを作成し、ページ ナビゲーターで選択していること。
- [プロジェクト] > [プロパティ] メニュー アイテムを選択し、[構造] タブを選択します。
- ページ構造フィールドの横、またはいずれかのデバイス フィールドの横にある [...] をクリックします。
- ドロップダウン リストを使用して、"識別"、"説明"、または "利用不可" の 3 つのプロパティのうち 1 つを [ページ構造] ダイアログ / [デバイス構造] ダイアログの各識別子ブロックに割り当てます。
- ページ構造における識別子の順序を変更する場合、[ページ構造] ダイアログの [構造] 列で識別子ブロックを選択し、矢印ボタンを使用して適切な位置へ移動します。
- [OK] をクリックします。
ユーザー定義の接頭記号と区切り文字の定義
ユーザー定義プロジェクト構造では、識別子ブロックに対して選択可能な、またはユーザー定義のプレフィックスと区切り文字を定義できます。ただし、識別子のいくつかは事前に定義されているため、一部の識別子ブロックではこれらを定義でききません。次の表にこれらの関係を示します:
識別子ブロック |
接頭記号 |
サブ識別子の区切り文字 |
---|---|---|
機能割り当て |
== |
. |
上位階層機能 |
== |
. |
設置場所 |
++ |
. |
+ |
. |
|
上位階層機能番号 |
ユーザー定義 |
|
ドキュメント タイプ |
空白 |
|
ユーザー定義 |
ユーザー定義 |
ユーザー定義 |
注記:
ユーザーが識別子ブロックのプレフィックスと区切り文字を選択または入力できるのは、新規識別子スキームの作成時に、識別子ブロックに "識別" または "説明" プロパティが指定されている場合だけです。
次の手順に従います:
必須条件:
ページ構造またはデバイス構造の新規スキームを作成していること。
- [プロジェクト プロパティ] ダイアログの [構造] タブで [その他] をクリックします。
- [拡張プロジェクト構造] ダイアログで、機能割り当て、上位階層機能番号、ドキュメント タイプ、およびユーザー定義識別子ブロックの接頭記号を選択するか、許可されている場合は独自の接頭記号を入力します。
- 同じ方法で、サブ識別子の区切り文字を指定します。
- [OK] をクリックします。
注記:
次の接頭記号と区切り文字は、すでに他の目的で使用されているために、識別子ブロックで使用できない場合があります:
関連項目