フリー ルーティング接続では、ルーティング パス ネットワークの外に曲線の電気工学 / 流体動力ルーティング接続が生成されます。ワイヤ ダクトを使用できない場合や慣例として使用しない次のような場合にこのような接続が必要です。
- 断面が大きいワイヤをルーティングする場合
- Ethernet ケーブルをルーティングする場合
- ハウジング環境が複雑なルーティング トラックを定義する場合
- 電気デバイスをフレキシブルにダイレクト接続する場合 (回転式扉に取り付けられているデバイスなど)
- 流体動力デバイスをルーティング パス ネットワークの外のホース ラインに接続する場合
自由にルーティングされた接続はルーティング アクセサリ (ケーブル / チューブ クランプ、ケーブル / チューブ タイ、ケーブル / チューブ保護管) を使用して実装またはバンドルされることがよくあります。
ソース デバイスとターゲット デバイスの間に定義されている 3 次元カーブに沿ってフリー ルーティング接続が生成されます。ルーティング パス ネットワークは必要ありません。接続のカーブ ルートはソース接続ポイントにおいてその接続ポイント方向に正接し、ターゲット接続ポイントにおいてもその接続ポイント方向に正接します。
自由にルーティングした接続のカーブ ルートをあとから修正できます。このために、制御点の位置を変更したり、新しい制御点を挿入したりすることができます。カーブ ルートの変更後、接続が再ルーティングされます。
必須条件:
プロジェクトを開いていること。 自由にルーティングする接続を含むレイアウト スペースが開いていること。
注記:
機能を呼び出す前後に、自由にルーティングする接続を選択できます。フリー ルーティングの対象として選択可能な接続は、ルーティング パス ネットワークでのルーティング対象として選択可能な接続と同じです。
接続ナビゲーターで [フリー ルーティング (レイアウト スペース)] ポップアップ メニュー アイテムを使用して、ルーティング パス ネットワークの外に特別にマルチライン接続をルーティングできます。
- [プロジェクト データ] > [接続] > [フリー ルーティング (レイアウト スペース)] メニュー アイテムを選択するか、接続ナビゲーターでポップアップ メニュー アイテムの [フリー ルーティング (レイアウト スペース)] を選択します。
ステータス バーで、ルーティングする接続を選択するよう求められます。 - ルーティングする部品配置と接続を構成する長方形の 2 つのコーナー ポイントを入力します。
ルーティング接続のフォームのカーブが計算されます。
ルーティング接続が生成され、特定のプロパティが割り当てられます。
ルーティング接続が 3D 表示で表示されます。 - 自由にルーティングされた接続のフォームを修正するには、メニュー アイテムの [編集] > [グラフィックス] > [カーブ ルートの変更] および [編集] > [グラフィックス] > [新しい制御点] を選択します。
ルーティング パス ネットワークの外に自由にルーティングされた空間ルーティング接続
関連項目