- グラフィカル エディターで回路図ページを開いていること。
- プロジェクト設定 ([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [デバイス] > [端子 (分散端子)]) で、分散端子の機能定義を設定していること。
- [挿入] > [分散端子] メニュー アイテムを選択します。
- ページに分散端子を配置します。
分散端子は、[設定: 端子 (分散端子)] ダイアログで設定されている機能定義を自動的に受け取ります。 - [プロパティ <...>] ダイアログの [端子] タブで端子のデバイス データを入力します。少なくとも DT を入力している必要があります。分散端子を最適化したあとでも、接続ポイント名称と接続ポイント説明は自動的に割り当てることができます。
- [OK] をクリックします。
既存の DT を指定した場合、端子は対応する端子台に割り当てられます。まだ存在していない新規 DT を指定した場合、EPLAN は新しい端子台を生成します。ただし、この端子台には端子台定義が指定されません。
既存の端子番号を指定した場合、分散端子は対応する端子に割り当てられます。
注記:
プロパティ ダイアログの [表示] タブにおけるプロパティ配置には、既定で端子の接続ポイント名称がリストされます。これは、[接続ポイント] タブで、インデックス付きプロパティ [シンボル: 接続ポイント名称] (ID 20028) を使用して生成されます。分散端子の接続ポイント名称を回路図に表示し、印刷できるようにするには、レイヤー [EPLAN430, プロパティ配置.端子接続ポイント名称] のレイヤー管理でチェック ボックス [表示] および [印刷] をオンにする必要があります。
ヒント:
Backspace キーを押して、エントリ時にシンボルを変更することができます。
デバイスとしての分散端子の挿入
プロジェクトにデバイスを分散端子として挿入することにより、端子を入力することも可能です。端子には自動的に番号が付きます。
[配置に使用される接続ポイント数] プロジェクト設定は、デバイスの挿入時に、接続ポイント名称付きのいくつの接続ポイント (1、2、3、4、6、8、なし) を使用して端子を分散端子に分割するかを指定します。ここでは、接続ポイント名称がない接続ポイントはカウントされません。
必須条件:
- グラフィカル エディターで回路図ページを開いていること。
- プロジェクト設定 ([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [デバイス] > [端子 (分散端子)]) で [配置に使用される接続ポイント数] オプションを使用して、デバイスの挿入時に端子を分散端子として入力する際の接続ポイントの数を設定していること。
- 部品管理に端子デバイスを定義しており、機能テンプレートに接続ポイント名称が含まれていること。
- メニュー アイテムの [挿入] > [デバイス] を選択します。
- 目的の端子を [部品選択] ダイアログで選択します。
選択している端子に、[配置に使用される接続ポイント数] プロジェクト設定に示される接続ポイント数と同数以上の接続ポイント名称がある場合、最初の分散端子のシンボルはカーソルに追従し、端子の最初の接続ポイント名称が表示されます。 - 必要に応じて Tab キーを使用して、接続ポイントの方向を変更します。
- 必要であれば、N ボタンを使用して使用可能な機能を "スクロール" し、必要な機能とその接続ポイント名称をカーソルに追従させます。または、Space キーを押して、次の端子デバイスへ移動します。
- ページに分散端子を配置します。
最初の分散端子が自動的にメイン端子になります。
その他の分散端子は連続してカーソルに追従し、それらの接続ポイント名称および関連する接続ポイント説明が表示されます。空の接続ポイント名称はスキップされ、入力できません。
機能テンプレートにシンボルまたはマクロが入力されている場合、それが配置されます。 - 次に、その他の分散端子を配置します。
機能テンプレートのすべての接続ポイント名称が配置されると、次の機能が配置対象として表示されます。
ヒント:
- 内部接続に使用されている接続ポイントが描画されていないシンボルを使用してください。これにより、回路図がわかりやすくなり、誤った接続ポイントに接続ポイント名称を入力するリスクが低下します。
- デバイスとして分散端子を挿入する場合、接続ポイント名称ごとに別個の分散端子が配置されます。コンポーネントに端子の複数の接続ポイントを表示する場合、関連する分散端子に手動でその他の接続ポイント名称を入力する必要があります。
関連項目