リボン ケーブルは、同一平面上で互いに平行に配置されている複数の導電性ワイヤから成るケーブルです。

リボン ケーブル固有のプロパティで、リボン ケーブルの特性と構造を指定できます。次のプロパティを使用できます。

ワイヤ リスト

このセクションでは、リボン ケーブルのコンテンツを定義します。次のプロパティを使用できます。

• ワイヤ: ワイヤはピン間の電気的な接続を提供します。その芯線は延伸金属線または圧延金属線であり、長さが直径より大きいことが一般的です。
• ひずみ解放: 電気接続を提供しないストランド ワイヤ。これはリボン ケーブルの機械的耐性 (特に引っ張り力) を増大させます。

次の表に、個々のリボン ケーブル コンポーネントで使用可能なプロパティを示します。

[名前] - アイテムの名前。

[色] - ワイヤの色。

[最小曲げ半径] - 使用されているケーブルのデータ シートからの、許容される最小曲げ半径。これは [外径] の値の倍数です。

[カラー コード] - 個々の導体や導体のグループなど、ケーブルのコンポーネントを識別するときに使用する、さまざまな色やストライプのシステム。

[印字] - 識別用にワイヤに印字される数字または文字と数字の組み合わせ。

[材質] - ワイヤの材質。

[最大電流] - 安全に動作するために許容される最大電流。

[最大電圧] - 安全に動作するために許容される最大電圧。

[抵抗] - ワイヤに許容される最大電気抵抗。

[ストランド] - ワイヤを構成するストランドの数。

[断面積] - ワイヤの "金属" 部分の断面積 (通常の単位は mm² または AWG)。

[絶縁] - ワイヤに絶縁を追加します。オンの場合、外径を手動で入力できます。オフの場合、ワイヤの外径は自動的に計算されます。

[外径] - ワイヤの外径 (絶縁体を含む)。

[マルチカラー] - [ストライプ カラー] オプションが使用可能になります。

マッピング

リボン ケーブル マッピングによって、EPLAN Harness proD ライブラリで直接、リボン ケーブルと接続可能オブジェクト (コネクタ、接続可能オブジェクト、端子) から成るユニット (配線定義を含む) を定義できます。

[接続可能オブジェクト] セクションで、(部品ナビゲーターを使用して) ケーブルの両端にコネクタを割り当てることができます (一方の端に接続可能オブジェクトを 1 つだけ割り当てることもできます)。このあと、[ワイヤ / ピンのマッピング] テーブルで配線を指定できます。これには、各ワイヤと接続可能オブジェクトのドロップダウン リストからピンを選択します。一部のワイヤを未接続のままにする場合、そのチェック ボックスをオンにします。