固定長さをケーブル、ワイヤ、バンドル、表面保護に適用できます。既定では、ワークスペース / ワークデスク環境で固定長さが指定されているパス内に長さ注釈が表示されます。関連するオブジェクトには、ケーブルの制御点、ケーブルがルーティングされているコネクタやガイド部品、ケーブルがルーティングされているバンドルの制御点などがあります。
プロパティ パネルで、ケーブルの固定長さをオンにします。このあとで、ケーブルの長さに影響するオブジェクトを移動または回転させると、長さ注釈が表示されます。
長さ注釈にはパスの名前と [長さ] / [必要な長さ] プロパティが表示されます。[長さ] プロパティは全長を表し、これには、全体に対する追加長さ、コネクタ、接続可能オブジェクト、端子の固定追加長さ、特殊コンポーネントの埋め込み長さ、丸め値などが含まれます。既定では、パスの長さ注釈は [固定長さ] オプションが有効になっているパスを移動または回転した場合に表示されます。
さらに、既定では、マウス カーソルは必要な長さ (絶対 / 相対公差を含む) にスナップします。マウス カーソルがスナップする距離は公差によって異なります。マウス カーソルがスナップしたあと、その方向にマウスをさらに (ゆっくりと) 動かして、必要な長さにすることができます。マウスを再び通常どおりに動かすには、スナップ ゾーンの外にマウス カーソルを移動する必要があります。
長さ注釈を既定で表示するかどうか、マウスのスナップ、その他のプロパティを [設定] > [ワークスペース / ワークデスク] > [長さ計算] メニュー アイテムで定義できます。
前提条件:
ワークスペース / ワークデスク ウィンドウを開いていること。
- 任意のケーブル、ワイヤ、バンドル、または表面保護を選択します。
- プロパティ パネルで [固定長さ] チェック ボックスをオンにします。
- [必要な長さ] フィールドに値を入力します。
- 既定値とは異なる値を入力する場合、プロパティ パネルで [カスタム公差] チェック ボックスをオンにします。
- [移動] > [回転] コマンドを使用します。
既定の設定に従って長さ注釈が表示されます。 - オブジェクトを動かして必要な長さにします。
設定によって、マウスがスナップする場合としない場合があります。
注記:
[タスク] リストで、[固定長さチェック] を実行できます。このチェックでは、現在の長さが、必要な長さに定義されている公差の範囲内であるかどうかもチェックされます。
関連項目