ワイヤ ハーネスは、ワイヤとケーブルを組み合わせて束ねたりプラスチックやゴム製の被覆に通したりしたもので、一般的に多数の分岐があり、電気回路の相互接続に使用されます。ほとんどの EPLAN Harness proD コンポーネントをワイヤ ハーネスに含めることができます。
ワイヤ ハーネスは物理的なオブジェクトではありません (つまり、これは部品表には表示されず、"実際に" 購入したり使用したりすることはできません)。
ワイヤ ハーネスを新規作成した場合、そのワイヤ ハーネスにはテンプレート ([ツール] > [設定] > [ワークスペース / ワークデスク] > [名前テンプレート] > [上級] メニュー アイテム) に従った名前が付きます。ワイヤ ハーネスの作成で重要なもう 1 つの設定が [ワイヤ ハーネスの関連付けを自動継承] チェック ボックスです ([ツール] > [設定] > [ワークスペース / ワークデスク] > [自動] メニュー アイテム)。この設定では、ワイヤ ハーネスに挿入するオブジェクトをそこに単独で配置するか (オフ)、そのオブジェクトに接続しているその他すべてのオブジェクト (コネクタに接続しているワイヤなど) もワイヤ ハーネスに含めるかを指定します。
ワイヤ ハーネスを使用して、多数の相互接続されているオブジェクト内でオブジェクトのグループを作成することで、各グループをネイルボードで別々に表示することもできます。
たとえば、ワイヤとケーブルが接続されている複数のコネクタがあり、ワイヤ接続とケーブル接続をネイルボードで別々に表示するとします。この場合、ワイヤとケーブルを別個のワイヤ ハーネスに配置します。
- [挿入] > [新規ワイヤ ハーネスの追加] メニュー アイテムまたはツール バーの ボタンを選択します。
ツリー ビューにワイヤ ハーネスが生成されます。 - そのワイヤ ハーネスに含めるオブジェクトをクリックして選択します。
- そのオブジェクト固有のプロパティ パネルの [一般] セクションで、[ワイヤ ハーネス] ドロップダウン リストからワイヤ ハーネスを選択します。
そのワイヤ ハーネスにオブジェクトが割り当てられます。