スマート コネクトでは、自動接続を維持しながら回路図内でシンボルを移動できます。
ページ上のシンボルや回路図の一部を切り抜いて別のページに貼り付けることもできます。このとき、既存の接続は維持され、ハイライトされている回路図エリアの自動接続ラインに中継ポイントが自動的に挿入されます。
回路図要素の移動
必須条件:
グラフィカル エディターでページを開いていること。
- [オプション] > [スマート コネクト] メニュー アイテムを選択します。
- マウスの左ボタンを押した状態で回路図内でシンボルを移動します。
マウスの左ボタンを解放すると、自動接続ラインが自動的に再描画されます。 - スマート コネクトの使用を終了するには、メニュー アイテムの [オプション] > [スマート コネクト] を再び選択します。
ヒント:
各種回路図要素を移動中に (スペースの不足などから) 切り抜いた方が良いことに気付いた場合、Ctrl+X ショートカット キーを使用してその回路図部分を切り抜いてから、Ctrl+V キーを使用してプロジェクトの別のページなどに貼り付けます。
回路図要素のコピー、切り取り、貼り付け
必須条件:
グラフィカル エディターでページを開いていること。
- [オプション] > [スマート コネクト] メニュー アイテムを選択します。
- 必要な回路図要素を選択し、メニュー アイテムの [編集] > [切り取り] を選択します。
ソース ページ上の影響を受ける自動接続ラインに中継ポイントがただちに挿入されます。これらの中継ポイントは [設定: スマート コネクト] ダイアログの設定に従って自動的に番号付けされます。 - 必要な場合、別のページに変更します。
- メニュー アイテムの [編集] > [貼り付け] を選択します。
- [挿入モード] ダイアログで、[変更しない] オプションを選択して [OK] をクリックします。
- 1 回クリックしてターゲット ページに回路図の一部を配置します。
切り抜いた回路図要素に加え、中継ポイントもターゲット ページに挿入されて自動的に番号付けされます。これらの中継ポイントには、ソース ページ上の相手側へのクロスリファレンスが表示されます。 - [アクションのキャンセル] ポップアップ メニュー アイテムまたは Esc キーで、アクションを終了します。
次の図は、回路図要素を切り抜いて挿入したときのスマート コネクトを示しています。
前:
後:
自動的に挿入されたクロスリファレンス付きの中継ポイントが丸で示されています。
ヒント:
これらの自動生成された中継ポイントには、ソース ページ上の相手側へのクロスリファレンスが表示されます。中継ポイントとその相手側を切り替えるには、F キーを押します。
注記:
接続 / 自動接続ラインはプロジェクトの外まで延長できず、その場合にはクロスリファレンスも表示できないため、スマート コネクトを使用して回路図要素を別のプロジェクトに挿入することに意味はありません。
関連項目