この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

接続シンボル: 接続分岐と線コネクタ

接続分岐線コネクタ機能を表す論理接続シンボルです。デバイスシンボル、機能、部品データなどのプロパティをこれらに割り当てることはできません。これらのオブジェクトのプロパティは接続リストと部品表で評価および出力できます。

複数の接続分岐または線コネクタがデバイスで使用されている場合、そのいずれかがメイン機能となり、そこに部品情報が含まれます。この場合、接続分岐と線コネクタに通常は接続ポイント名称がない場合でも、個々のアイテムに異なる接続ポイント名称を割り当てる必要があります。

機能を表すのは次の接続シンボルです:

接続分岐

接続分岐には複数の接続ポイントがあり、接続の分配または分岐に使用されます。対応する論理接続シンボルを T 分岐またはダブル ジャンクションとして回路図に挿入できます。

流体動力プロセス工学では、接続分岐は流体動力システム内の液体媒体の分配に使用されます。電気工学では、接続分岐を使用して接続やケーブルを分岐させます。接続分岐は、ワイヤを挟み込むなどして、連続する接続を切断することなく挿入されることもあります。複数接続分岐を使用してケーブル全体を分岐させることも可能です。そのような接続分岐はケーブル分岐とも呼ばれます。

連続接続がある接続分岐

既定では、接続は接続分岐で終了します。ただし、[接続ポイント間の連続接続] (ID 20331) プロパティを使用して、特定の接続ポイント間の接続を連続させるよう指定できます。そのような連続接続がある接続分岐はワイヤ ハーネスなどにあります。

接続を作成すると、連続接続に設定されている接続ポイント間を結ぶ部分接続から連続接続が作成されます。接続リストの出力時および接続への番号付けの際には、(部分接続ではなく) 連続接続が考慮されます。ただし、接続番号付けの際には、選択した設定に応じて、追加の接続定義ポイント配置されます。

注記:

線コネクタ

線コネクタによって接続同士を接続できます。対応する論理接続シンボルをアングルまたは直線として回路図に挿入できます。

線コネクタは、流体動力では接続内で異なる断面積を利用するために使用されます。このとき、"径違い" が使用されます。線コネクタは、管やホースといった異なる接続タイプを接続する場合にも必ず使用されます。
電気工学では、ケーブルの導線を接続するために圧着コネクタなどが設定されます。

関連項目