プロジェクトを開いていること。 [設定: PLC] ダイアログを開いていること ([オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [デバイス] > [PLC] メニュー アイテムなどを使用)。[設定: PLC] ダイアログで、[PLC 固有設定] フィールドの横にある [...] をクリックしていること。[アドレスの書式] タブを選択し、[設定: PLC 固有] ダイアログで、必要なアドレス書式のフィールドの横にある [...] をクリックしていること。
[PLC アドレスの書式] ダイアログの [利用可能な書式要素] リストで、"連番" タイプの書式要素を選択して ([右に移動]) をクリックします (または [選択した書式要素] リストで定義済みの連番をダブルクリックします)。
このダイアログでは、書式グループの連番の書式を指定します。
メイン ダイアログの要素の概要:
このフィールドでは、連番の表示に使用する記数法を定義します。次の値を使用できます。
- [8 進数]:
0,1,2,3....7, 10,11....17, 20.... - [10 進数]:
0,1,2,3....9, 10,11....19, 20.... - [16 進数]:
0,1,2,3....9, a,b,c,d,e,f, 10,11....19, 1a,1b,1c,1d,1e,1f, 20....
連番に使用可能な値の範囲は開始値と終了値によって指定します。開始値は、選択した記数法に則した正の値である必要があります。
終了値は、選択した記数法に則した、開始値より大きい値である必要があります。
アドレス指定時に終了値に達した場合、前 (左側) の連番の値が自動的に繰り上がり、現在の連番は再び開始値から開始します。1 つ目 (左端) の連番は連続的に増加し、終了値を超えます。
桁数は省略可能であり、正の値である必要があります。これは表示専用です。表示する値の桁数が定義されている桁数より少ない場合、ゼロで埋められます。
このドロップダウン リストには各種 PLC プロパティが表示されます。これらは PLC 接続ポイントに表示可能なプロパティであり、関連する PLC ボックスの値を示します。このため、これらの構成値は PLC ボックス内でのみ修正できます。
アドレスを指定する際、構成値 (選択されているプロパティの値) が (1 つ目の PLC 接続ポイントの) 連番の開始値として使用されます。連番はこの値から連続的に増加します。アドレス指定の際に構成値が変化する接続ポイントが見つかった場合、この新しい値が認識され、この値から連番が続けて割り当てられます。
終了値に達した場合、[開始値] フィールドに指定されている値から連番が続けて割り当てられます。
注記:
アドレス指定には構成値として数値だけが使用されます。選択したプロパティに英字または英数字の値が含まれている場合、メッセージが出力されます。
次のプロパティを使用できます。
- [設定値がありません]: アドレス指定の開始値はプロパティから決まるのではなく、[PLC 接続ポイントのアドレスを再設定する] ダイアログで指定した開始アドレスが使用されます。
- [ステーション ID]: 関連する PLC ボックスの PLC ステーション ID。
- [PLC カード配置ラック ID]: 関連する PLC カードが配置されているラック ID の名前。
- [ポジション (スロット / モジュール)]: 関連する PLC カードのスロット / 位置。
- [PLC カードの開始アドレス]: 関連する PLC ボックスに入力された PLC カードの開始アドレス。Siemens 形式のプログラマブル ロジック コントローラー (PLC) では、たとえば、PLC カードの最も小さいバイト アドレスを開始アドレスとして入力します。
- [チャンネル名称 (自動)]: PLC 供給接続ポイントのチャンネル名称。手動入力されたチャンネル名称または隣接する I/O チャンネルからのチャンネルの内容が表示されます。
- [CPU: 名前]: PLC 制御装置の (プロセッサの) CPU の名前。
関連項目