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グラフィックスのダイナミックな配置

ページ内にヘッダー、データ エリア、およびフッターを作成するための、ダイナミック フォームという概念があります。これらのエリアの位置はダイナミックであり、通常、テーブルのグラフィックスで目立たせる必要があるため、レポート生成される各行をダイナミック フォームの枠に描画できます。

ヘッダー エリアは通常、端子ダイアグラムなどの機能関連のレポートを生成するフォームでのみ使用されます。ヘッダー エリアは部品リストなどの概要とは関係ありません。

注記:

ダイナミック フォームはフォーム プロパティ [フォーム処理] のドロップダウン リストの "ダイナミック" エントリで識別されます。

この情報はフォーム エディターでグラフィカルな行の枠として描画され、レポート ページで生成された各行に書き込まれます。また、プレースホルダー テキストだけでなく、グラフィックスまたはテキスト オブジェクトをヘッダー要素、データ要素、またはフッター要素として定義することもできます。

必須条件:

  1. [挿入] > [ダイナミック エリア]
  2. 開いたメニューで [ヘッダー][データ ヘッダー エリア] (データ エリアの場合)、[データ エリア][データ フッター エリア]、または [フッター] の各オプションを使用して、定義するエリアのタイプを選択します。

    エリアを示す長方形がカーソルに追従します。
  3. マウスでクリックして、長方形の描画の始点を配置します。
  4. クリックして長方形の終点を指定します。

    特定のエリアを示す長方形が描画されます。また、エリアのタイプ (ヘッダー / データ エリアまたはフッター、データ フッターまたはデータ ヘッダー エリア) が左上に表示されます。
  5. 新しく定義した長方形を選択します。
  6. [挿入] > [プレースホルダー テキスト] メニュー アイテムを選択します。
  7. [プロパティ (プレースホルダー テキスト)] ダイアログで、[配置] タブの [プロパティ] フィールドにある [...] をクリックします。
  8. [プレースホルダー テキスト - <フォーム タイプ>] ダイアログで、各エリアのプレースホルダーとして定義するプロパティを選択します。
  9. [OK] をクリックします。
  10. エントリを確認します。

ヒント:

別の手段として、ダイナミック エリアのグラフィックスをダブルクリックすることで、そのエリアに割り当てられているプレースホルダー テキストを編集することもできます。開いた [ダイナミック エリア] ダイアログの [プレースホルダー テキスト] タブで、すべてのプレースホルダー テキストがわかりやすいテーブルに一覧表示されます。

[フォーム方向] プロパティは、さまざまに定義された範囲の構成順序を指定します。フォームが行方向の場合、定義された範囲は "左下" から "左上" に構成されます:

フォームが列方向の場合、定義された範囲は "右下" から "左下" に構成されます:

(両方の図で、
1 = ヘッダー
2 = データ エリア
3 = フッター)

注記:

外部にプレースホルダー テキストを配置するエリアの割り当て

ダイナミック フォームでは、エリア外に配置されたプレースホルダー テキストにエリアを割り当てることもできます。

必須条件:

  1. エリアに属するプレースホルダー テキストを選択します。
  2. 任意のエリアをクリックし、ポップアップ メニュー アイテム [エリアにオブジェクトを割り当て] を選択します。

    オブジェクトがエリアに割り当てられます。各エリアで [関連オブジェクトの選択] ポップアップ メニューアイテムを選択して、割り当てを確認できます。

関連項目