フォームおよび図枠は、長方形、線、埋め込みビットマップなどの静的要素でできています。これらは回路図ページの対応するオブジェクトと同様に編集できます。つまり、これらはフィル、移動、またはドラッグ アンド ドロップを使用した別の位置への移動ができ、線種、テキスト方向などの特定のプロパティを割り当てることができます。単にオブジェクトを選択して編集したり、ダブルクリックして適切なダイアログを開いたりすることができます。
図枠とフォームのいずれにもテンプレートがあり、これを使用して新たに生成されたオブジェクトに特定の既定値を割り当てることができます。ただし、フォーム / 図枠を生成する際には常に標準テンプレートが自動的に使用されるので、使用するテンプレートについてのクエリは表示されません。
注記:
オブジェクトがグループ化されている場合があるため、個別にアクセスできないオブジェクトがあります。この場合、個々のアイテムにアクセスできるようにするには、最初にオブジェクトのグループ化を解除する必要があります。
グラフィックスに加えて、フォームや図枠にはマクロおよびシンボルも挿入できます。この場合、すべてのシンボルと自動接続ラインは自動的にグラフィックスに変換されます。シンボルの挿入時には、プロパティ テキストを含まずにシンボルそのものだけが挿入されます。マクロの挿入時には、シンボルとともにプロパティ テキストが配置されます。
回路図ロジックの評価の際に、静的要素は EPLAN が生成するデータに影響しません。これらの静的要素に加えて、フォームおよび図枠には、入力されたデータを踏まえてプログラムが設定するプレースホルダー テキストおよび特殊テキストも含まれます。これらは重要な要素です。
データを切り取り / コピーおよびペーストする際には、次のことに注意してください:
- ソースとターゲットのエディター タイプが同じ場合、論理情報は保持されます。
- ソースのエディター タイプが目的のターゲットとのエディター タイプと異なる場合、挿入するデータは単純なグラフィックスに変換されてから挿入されます。
関連項目