[オプション] > [設定] > [ユーザー] > [インターフェイス] > [STEP エクスポート] / [VRML エクスポート]。
このダイアログでは、STEP または VRML ファイルのエクスポート設定を定義し、スキームとして保存します。STEP / VRML ファイル エクスポートのスキームは、ユーザー固有の方法で保存されます。既存のスキームをコピーして編集するか、新しいスキームを作成することができます。
メイン ダイアログの要素の概要:
使用または編集するスキームをドロップダウン リストから選択します。これには横のツール バーも使用できます。
[エクスポートの媒体] グループ ボックス
このグループ ボックスでは、エクスポートの媒体を設定します。
- [記憶媒体]: このオプションが選択されている場合、STEP / VRML ファイルは記憶媒体に出力されます。各レイアウト スペースは別個の STEP ファイルとして保存されます。
[出力ディレクトリ] フィールドに格納場所を入力します。エクスポート対象として、任意のドライブとサブディレクトリを指定できます。ドライブを選択する際には、エクスポートを直接 CD に焼くこともできます。
[...] をクリックして [ディレクトリの選択] ダイアログを開き、目的のディレクトリに移動するか、新しいディレクトリを作成します。
[パス変数の挿入] ポップアップ メニュー アイテムを使用して [パス変数の選択] ダイアログを開き、使用可能なパス変数の 1 つを選択できます。 - [電子メール]: このオプションを選択すると、STEP / VRML ファイルは電子メールとして送信されます。機能が呼び出されると、内部圧縮プログラムを使用してファイルが圧縮され、インストール済みの電子メール エディターが起動します。
[分割サイズ] ドロップダウン リストから、個々のメール ファイルの最大サイズを選択します。1 ~ 10 MB の範囲内で、1 MB 単位の値を選択するか、[無制限] を選択することができます。EPLAN は、プロジェクト全体を送信するのに必要なメール ファイル数を自動生成します。グループ内の各メールの件名行には、「<ファイル名> n/m」というテキストが表示されます。"n" は個々の電子メール ファイルの番号を示し、"m" はファイルの総数を示します。
注記:
電子メールを送受信するためには、お使いのコンピューターに MAPI ベースの電子メール クライアントがインストールされ、正しくセットアップされている必要があります。このため、Windows 8® の電子メール アプリケーションは、いずれも使用できません。
ファイル名を設定する際には、次のオプションを選択できます。
- 連続する数字から
- レイアウト スペース名から
- プロパティから
プロパティでは、レイアウト スペース プロパティ、プロジェクト プロパティ、および区切り文字にアクセスできます。
スタイル バージョンでは次のオプションを使用できます。
- STEP AP 203
- STEP AP 214、CD バージョン
- STEP AP 214、DIS バージョン
- STEP AP 214、IS バージョン
このチェック ボックスがオンになっている場合 (既定の設定)、エンクロージャが閉じた状態で外側から見えるすべてのアイテムがエンクロージャとともにエクスポートされます。エンクロージャの一部ではない、自由に配置された実装パネルもこれに含まれます。
階層内でエンクロージャまたは実装パネルの 1 つ下のレベルにあるすべての部品配置がその下のアイテムとともにエクスポートされます。
このチェック ボックスがオンになっている場合 (既定の設定)、各エンクロージャまたは取り外された各実装パネルに別個の STEP ファイルが生成されます。[レイアウト スペース名から] 設定を使用してファイル名を生成した場合、ファイル名にエンクロージャ名が追加されます。
このチェック ボックスがオフになっている場合 (既定の設定)、次の補助要素はエクスポートされません。
- ルーティング パス
- ルーティング レンジ
- 配線切り抜き
- 穴不可エリア
- 実装不可エリア
- 切り抜き
ルーティング接続をエクスポートする: (STEP)
このチェック ボックスがオンになっている場合、レイアウト スペース内のルーティング接続も STEP 書式でエクスポートされます。生成された STEP ファイルを外部 CAD プログラムにインポートすることで、その CAD プログラムでルーティング接続を表示できます。
このグループ ボックスでは、アイテムをレイアウト スペースでの表示と同様に簡略表示でエクスポートするかどうかを指定します。
- [端子台 (ブロック定義)]: このチェック ボックスがオンになっている場合 (既定の設定)、端子台は簡略ブロックとしてエクスポートされます。
- [3D マクロ]: このチェック ボックスがオンになっている場合 (既定の設定)、グラフィカル マクロ、レール、ワイヤ ダクトは立方形に簡略化されます。
関連項目
3D グラフィックス データの STEP 書式へのエクスポート