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[フィン] タブ (Rittal - Perforex BC / Secarex のエクスポート)

フライス加工する長方形の面が大きすぎる場合にフライス加工ツールが損傷しないようにするため、そのような面をフィンによって分割できます。これによってフライス加工エリアが小さくなります。作成されたフィンは実装時に除去されます。このタブではフィンの自動処理に関するすべての設定を行います。

注記:

面取り / フィレットされた長方形には次の規則が適用されます。

後処理:

メイン ダイアログの要素の概要:

[既定の外形の設定] グループ ボックス

既定の設定を使用するか、要件に従って個々の設定の値を変更します。

フィン幅:

フィン幅は既定で 1 mm に設定されています。

エッジ長さが次を超えた場合にフィンを 1 つ生成する:

既定では、100 mm 以上のフライス加工長さでフィンが 1 つ挿入されます。

エッジ長さが次を超えた場合にフィンを 2 つ生成する:

既定では、250 mm 以上のフライス加工長さでフィンが 2 つ挿入されます。

エッジ長さが次を超えた場合にフィンを 3 つ生成する:

既定では、500 mm 以上のフライス加工長さでフィンが 3 つ挿入されます。

フィンを再加工する:

Perforex マシンでは製造後にオペレーターがペンチを使って手動でフィンを除去するため、クリーンでない面ができ、これらを手動で (サンドペーパーをかけるなどして) 処理する必要があります。Perforex マシンはこのフィンの後処理を自動的に実行できます。

フィンの後処理は長方形の外形にのみ使用できます。ユーザー定義外形のフィンを自動的に後処理することはできません。

このチェック ボックスがオンになっている場合、フィンがある外形上のすべてのフィールドが処理され、2 つの穴あけパターンが処理マシンに送信されます。

1 つ目の穴あけパターンにはフィンの処理についての情報が含まれ、後処理に設定されている太さの値まで外形が細くなります。2 つ目の穴あけパターンでは、フィンがある外形に別の処理ステップが転送されます。これにはフィンがない正確な外形が含まれます。1 回目の作業ステップのあとにフィンが残った位置でのみ後処理が行われます。フライス盤はフィンとフィンの間は加工部材から離れて、次のフィンまでフライス加工を実行せずに早送りで移動します。

2 つ目の穴あけパターンを、遮断ポイントの仕上げ研磨によってフィンを手動で除去したあとの後処理に使用することもできます。

再加工の厚み:

[フィンを再加工する] チェック ボックスがオンになっている場合、フィンを除去したあとでフィンの外形を延長する値を指定します。既定の設定は 0.5 mm です。

再加工プログラムのサフィックス:

ここに入力される文字列は、Perforex 再加工プログラムの名前および Perforex 再加工外形の名前の生成中に添付されます。既定の設定は _NA です。

Perforex ソフトウェアでサフィックスが追加で設定される場合は、両方の設定が一致していることを確認してください。



書式 "Windows as of 1.9x" が Perforex マシン ソフトウェアに設定されている場合、[フィンを再加工する] 設定が有効になっている場合、および [一般] タブの [再加工の厚み] フィールドに値 0 mm が入力されている場合は、次の 2 つのチェック ボックスが表示されます。

M50 機能:

このチェック ボックスがオンになっている場合、Perforex マシンの M50 機能が使用されます。この機能は、長方形のフライス加工外形の各エッジ中央に残ったフィンを自動的に処理するので、フライス加工ツールを確認または変更するための中断を回避できます。このために、作業ポイントへのアプローチはフライス加工外形の外部で対角に、早送りで行われます。

注記:

M50 機能を使用するには、[ツール] タブの [Z の最大値] 設定の値が 6 mm 以上である必要があります。

再加工プログラムを生成しません:

このチェック ボックスがオンになっている場合、Perforex ソフトウェアで再加工するための追加の NC プログラムが生成されません。再加工はフライス加工プログラムに統合されます。

バージョン 1.9.2.74 以降の Perforex ワークショップ プログラミングがインストールされている場合は、フィンの再加工のために再加工プログラムが生成される必要はありません。