EPLAN ニュース 2.8

回路図生成時にシンボル アドレスを介して既存の PLC 接続ポイントを使用

マクロが割り当てられているプランニング オブジェクトを介して回路図を生成する際に、割り当てられている機能だけでなく、PLC 概要ページからリンクしている PLC 接続ポイントも '定義済利用配置' 機能として考慮されるようになりました。

割り当てられているマクロと '定義済利用配置' 機能で対応する PLC 接続ポイントは各プランニング オブジェクトに保存されているシンボル アドレスを介して特定され、リンク先の PLC 接続ポイントに転送されます。この方法によって、マルチライン回路図内の PLC 接続ポイントは、概要ページ上のリンク先の PLC 接続ポイントと同じ DT を取得します。

利点:

事前計画からマルチライン回路図への PLC データの転送手順が簡単になります。事前計画で作成された PLC アドレスが ([既存の PLC アドレスを一括使用] 機能などを使用して) PLC 概要ページ上の既存の PLC 接続ポイントに割り当てられている場合、シンボル アドレスを介した '定義済利用配置' 機能によって、作成された回路図が PLC 概要と一致するようになりました。プレースホルダー オブジェクトによって事前計画からマクロに PLC データを転送するという回避策は不要になりました。

PLC 概要ページ上の既存の PLC 接続ポイントが事前計画内の PLC アドレスに割り当てられていない場合、回路図の生成中にそれらの PLC アドレスがマクロの対応する PLC 接続ポイントに割り当てられます。