メッセージ クラス 004 "PLC / バス" で新しいチェック ラン 004106 および 004107 を使用して、アドレスが PLC カードのアドレス範囲外であるかどうか、または複数の PLC カードのアドレス範囲が重複しているかどうかをチェックできるようになりました。これらのチェック ランを使用する場合、PLC カードで開始アドレスに加えてデータ長が指定されている必要があります。アドレス範囲は開始アドレスとデータ長 (占有ビットの数) から決定されます。データ長は以下の新しいプロパティに入力します。
- [PLC デバイス: データ長 (入力)]: PLC カードの入力の占有ビットの数 ("4" など)。
- [PLC デバイス: データ長 (出力)]: PLC カードの出力の占有ビットの数 ("4" など)。
利点:
以前の PLC カードが完全に占有されていない場合、PLC カードで開始アドレスを割り当てるときにエラーが発生することがあります。新しいデータ長のプロパティによって、アドレス エリアを予約し、占有の重複を検出できるようになりました。
いくつかの入力 / 出力にしか割り当てられないが、それより大きいアドレス範囲を必要とする PLC カード (例: 技術モジュール) があることに注意してください。ここでは常に、入力 / 出力のアドレス範囲に必要な最大サイズを入力してください。
PLC サブデバイスに対してもデータ長を指定できます。この目的のために、使用する可能性のある 12 個の PLC サブデバイスに以下のプロパティを使用できます。
- [PLC サブデバイス x: データ長 (入力)]: PLC サブデバイス x の入力の占有ビットの数。
- [PLC サブデバイス x: データ長 (出力)]: PLC サブデバイス x の出力の占有ビットの数。
注記:
"SIEMENS STEP 7 Classic" 形式でのデータ交換では、名前が変更されたプロパティ [アドレスの範囲 (SIEMENS STEP 7 Classic)] および [アドレスの範囲 2 (SIEMENS STEP 7 Classic)] を使用できます。これらのプロパティには、カードが占有する PLC 制御装置内のアドレス範囲のサイズを入力します ("4" など)。この値は、使用する PLC カードに応じて、ビット単位またはバイト単位で指定する必要があります。[アドレスの範囲 2 (SIEMENS STEP 7 Classic)] プロパティを使用して、出力のアドレス範囲に異なるサイズを指定できます。
古い名称 |
新規名称 |
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アドレスの範囲 |
アドレスの範囲 (SIEMENS STEP 7 Classic) |
アドレスの範囲 2 |
アドレスの範囲 2 (SIEMENS STEP 7 Classic) |
関連項目