[ユーティリティ] > [部品] > [管理]。[その他] > [設定] の順に選択して、部品データベースを開いていること。[その他] > [インポート]。
このダイアログでは、インポートするデータと、インポート時に同一レコードを処理する方法を指定できます。
メイン ダイアログの要素の概要:
ドロップダウン リストから、適切なファイル タイプを選択します。ここで定義したインポートの書式によっては、[...] ボタンが有効になり、後続のダイアログでインポートの動作の詳細 (構成ファイルに関してなど) を指定できます。
注記:
- "EPLAN Data Portal 交換書式" によるレコードの交換は、"EPLAN EDZ 書式" ライセンス モジュールを保有している場合にのみ実行できます。この交換書式を使用するには、カスタマー ライセンスで有効化する必要があります。これにより、関連する参照データ (穴あけパターン、メーカーなど) や関連する追加ファイル (イメージ、マクロ、PDF ドキュメント) を含む 1 つ以上の部品を完全にエクスポートしてから、別のコンピューターに再びインポートできます。
- 交換書式に従って構成されている、安全関連特性、いわゆる "信頼度" を含む XML ファイルをインポートするには、"
VDMA 66413 " ファイル タイプを選択します。"VDMA " は "Verband Deutscher Maschinen- und Anlagenbau" (ドイツ機械工業連盟) の頭文字であり、これは機械およびプラント メーカーの工業会から成る連合体です。VDMA はドイツで最も影響力のある業界団体の 1 つであり、主に中小規模のメーカー約 3,000 社が加盟しています。
データをインポートするには、簡単なマッピングを行う必要があります。このマッピングによって、部品データベース内の一意の部品プロパティに対応する XML ファイル内の識別プロパティを指定します。このマッピングは [ファイル タイプ] フィールドの [...] ボタンから開く後続ダイアログで指定します。
インポート ファイルの名前をここに入力するか、[...] をクリックして対話的に選択します (複数選択が可能)。フィールドで選択されているファイル タイプに従ってファイル名拡張子が自動的に追加されます ("<...> 用 CSV" ファイル タイプでは .csv など)。
[パス変数の挿入] ポップアップ メニュー アイテムを使用して [パス変数の選択] ダイアログを開き、使用可能なパス変数の 1 つを選択できます。
このドロップダウン リストから、エクスポートされたデータの書き込み先となるデータベースのフィールドの、構造およびフリー プロパティについて定義するスキームを選択します。これにより、異なる構造を使用するカスタマー間でのデータ交換が単純になります。
[...] をクリックして [フィールド割り当て] ダイアログを開き、新規ユーザー定義スキームを作成します。
インポートの動作:
下側のセクションにあるオプションを使用して、次の設定を指定することもできます。
- [新規レコードを追加する]: 既存のレコードは変更せず、新規レコードだけを追加します。
- [既存レコードを更新する]: 新規レコードは無視し、既存の部品の変更されたデータだけを更新します。これは価格変更などの際に必要です。
- [既存レコードを更新し、新規レコードを追加する]: 上記の 2 つのオプションを組み合わせたものです。
注記:
属性やフリー プロパティを更新する際、データは更新されますが交換されないことに注意してください。ただし、機能テンプレートでは既存のデータが交換されます。
関連項目
部品管理: データのインポートおよびエクスポートのための識別子