構造セグメントを構造ボックスとして配置することにより、P&I ダイアグラムにおける構造を視覚的に表示することができます。このため、P&I ダイアグラムに描画されているどの装置およびマシンが、どの構造に属しているかをすぐに確認することができます。
このために、構造セグメントを事前計画ナビゲーターから P&I ダイアグラムへドラッグ アンド ドロップします。この際、構造セグメントへの参照が生成され、この参照が P&I ダイアグラム上の構造ボックスとして配置されます。構造セグメントの構造識別子は構造ボックスに転送されます。事前計画ナビゲーターの参照されている構造セグメント (アイコン ) の下に、関連する構造ボックスが表示されます。
次のことを実行できます:
- 参照されている構造セグメント (およびすべての上位構造セグメント) のプロパティを、P&I ダイアグラムの構造ボックスに表示できます。このために、[プロパティの選択] ダイアログでは "セグメント" および "構造セグメント、階層" ソース オブジェクトを使用できるようになっています。
- 構造セグメントは P&I ダイアグラム内に複数回配置することができます。同じ構造に属する、P&I ダイアグラムに描画された装置およびマシンのレイアウトに応じて、すべてのオブジェクトを囲む 1 つの構造ボックスか、各オブジェクトを囲む同じ DT の複数の構造ボックスを描画することができます。通常どおり、構造ボックスはポリゴンとして描画することもできます。
- [移動 (グラフィックス)] ポップアップ メニューを使用して、事前計画ナビゲーターに表示されている構造ボックスから、P&I ダイアグラム ページにおける配置へ移動することができます。
- ポップアップ メニュー アイテム [詳細計画の更新] を使用して、事前計画ナビゲーター内の構造セグメントで修正した構造識別子を配置済みの構造ボックスに転送することもできます。これには、開いたダイアログで [デバイス タグとシンボル アドレスを更新] チェック ボックスをオンにします。
PCT ループでの名称 (表示) の表示
[名称 (表示)] プロパティ (ID 44065) では、構造ボックスに配置されている PCT ループ / PCT ループ機能に表示する名称を "短縮" することができます。このプロパティでは、上位構造ボックスの名称が省略されます。つまり、PCT ループ / PCT ループ機能が配置されている構造の一部のみが表示されます。
PCT ループ / PCT ループ機能が異なる構造に属している場合は、"短縮" された名称が表示されます。この場合、名称の前に ">" が表示されます。
[名称 (完全)] (ID 44009) プロパティは、すべての上位セグメントの構造識別子を含めた、PCT ループ / PCT ループ機能の完全な名称を示します。
関連項目