変更履歴機能を使用して、プロジェクトのセクションに対してリビジョンを作成できます。リビジョンが作成されるセクションは、定義済み作業セクションにより定義されます。定義済み作業セクションに個別に行った変更は、それぞれ独立して文書化および保護されます。これは、定義済み作業セクションが重なっていない場合にのみ可能です。定義済み作業セクションを完了すると、関連するページまたはレイアウト スペースに自動変更保護が割り当てられます。
定義済み作業セクションのリビジョンは、ページごとに作成されます。つまり、定義済み作業セクションを定義する際は、構造識別子のプロパティ ([上位階層機能]、[実装位置] など) やページ プロパティ ([ページ名] など) をフィルター条件として使用する必要があります。これにより、プロジェクト構造のセクションや各分野のリビジョンを独立して作成できます。分野のリビジョンを作成する場合は、分野のすべてのページが特定のページ構造に一意に割り当てられるように、プロジェクトの構造を設定する必要があります。
プロジェクトの流体関連ページを定義済み作業セクションとして定義し、リビジョンを作成して完了しているとします。つまり、これらのページは変更保護されています。別の定義済み作業セクションのマルチライン ページには電気工学の機能が含まれていて、これらはペア クロスリファレンスによって流体関連ページ上の相手側にリンクされています。これらの電気工学の機能はまだ編集可能です。これらの変更は、電気工学セクションのリビジョンを作成する際に記録されます。
定義済み作業セクションのリビジョン データは、ページ プロパティと [リビジョン データの編集] ダイアログに表示され、リビジョン概要に出力されます。
関連項目