アクセス権管理では、ユーザーを作成し、これらのユーザーを特定のユーザー グループに割り当てることができます。あとからユーザーを編集または削除することもできます。
注記:
EPLAN によって事前に定義されているユーザー "ADMINISTRATOR" と "GUEST" は編集および削除できません。
必須条件:
アクセス権管理を開いていること: [ユーティリティ] > [アクセス権管理]
ユーザーの作成
- [アクセス権管理] ダイアログの左側で、[ユーザー] フォルダーを選択して ([新規]) をクリックします。
- [ユーザー] ダイアログで、新規ユーザーの名前と短い説明を入力します。
注記:
EPLAN の内部では、ユーザー名は必ず大文字で管理されます (Windows と同様)。つまり、EPLAN では、"Paul Smith" と "PAUL SMITH" は同じアクセス権を持つ同じ人物です。
- [OK] をクリックします。
ユーザーは [アクセス権管理] に表示されていますが、まだグループに属していないため、編集アクセス権がありません。 - "ユーザーの編集" のセクションの説明に従って、このユーザーを 1 つ以上のグループに割り当てます。
それに応じた編集アクセス権がユーザーに付与されます。 - 必要な場合、"パスワードの割り当てまたは変更" の説明に従って、ユーザーにパスワードを割り当てます。
Windows からのユーザーのインポート
- [アクセス権管理] の左側で [ユーザー] フォルダーを選択し、 ([Windows からユーザーとグループをインポート]) をクリックします。
- 後続の [ユーザーまたはグループを選択] ダイアログで、該当する Windows ユーザーまたは Active Directory グループを選択します。
- [OK] をクリックします。
ユーザーは [アクセス権管理] に表示されていますが、まだグループに属していないため、編集アクセス権がありません。
Windows からインポートされた Active Directory グループは、ユーザーと同様に表示および管理されます。 - "ユーザーの編集" のセクションの説明に従って、1 つ以上の EPLAN グループを Windows ユーザーまたは Active Directory グループに割り当てます。
それに応じた編集アクセス権がユーザーに付与されます。Active Directory グループでは、このグループのすべてのメンバーがこのアクセス権を持つことになり、グループ メンバーごとに別個のユーザーを作成および編集する必要がありません。
注記:
- Windows からインポートされたすべてのユーザーが、Windows パスワードを使用してログオンを実行します。パスワードはここで変更できません。また、ユーザー名も変更できません。
- Windows からインポートされたユーザーが、EPLAN で作成されたユーザーとしてすでに存在している場合、このユーザーはインポート後に重複します。この場合は Windows ユーザーが使用され、不要な EPLAN ユーザーは削除する必要があります。
ユーザーの編集
- [アクセス権管理] ダイアログの左側で [ユーザー] フォルダーを選択します。
- 右側のフィールドで (自分で定義した) ユーザー名を選択し、 ([編集]) をクリックします。
- [ユーザー] ダイアログで、名前と説明を変更して [OK] をクリックします。
このダイアログが閉じ、変更後のデータが [アクセス権管理] ダイアログに表示されます。
ユーザーの削除
- [アクセス権管理] ダイアログの左側で [ユーザー] フォルダーを選択します。
- 右側のフィールドで (自分で定義した) ユーザー名を選択し、 ([削除]) をクリックします。
警告メッセージの確認後、そのユーザー名が削除されます。
グループへのユーザーの割り当て
- [アクセス権管理] ダイアログで、[ユーザー] フォルダーの横のプラス記号をクリックしてこのフォルダーを開き、ユーザー名を選択します。
既存のユーザー グループがダイアログの右側に表示されます。 - そのユーザーがメンバーとなるユーザー グループのチェック ボックスをオンにします。
各グループの編集アクセス権がそのユーザーに割り当てられます。この割り当ては [OK] をクリックしてダイアログを閉じるとただちに保存されます。
パスワードの割り当てまたは変更
- [アクセス権管理] ダイアログの左側で [ユーザー] フォルダーを選択します。
- 右側のフィールドでユーザーを選択し、[パスワードの変更] をクリックします。
- [パスワードの変更] ダイアログで、[新しいパスワード] フィールドに (新しい) パスワードを入力します。入力ミスを回避するため、[新しいパスワードの確認] フィールドにパスワードをもう一度入力する必要があります。
入力を保護するため、パスワードはテキスト形式ではなく * 文字として表示されます。 - [OK] をクリックします。
ここで入力したパスワードがユーザーに割り当てられ、このユーザーは今後は [EPLAN にログオン] ダイアログでこのパスワードを入力する必要があります。
関連項目