EPLAN ワークスペースには、EPLAN メイン ウィンドウ、エディター (グラフィカル エディター、シンボル エディター、フォーム エディターなど)、[中央へ挿入]、および "ドッキング可能な" ダイアログ (ナビゲーター、メッセージ管理など) のサイズと位置が含まれています。ドッキング可能ダイアログおよび [中央へ挿入] では、ウィンドウ位置の設定 (ドッキング、ポップアップなど) もワークスペースに属します。たとえば、ユーザー定義タブとコマンド グループがあるリボンのカスタマイズもワークスペースに保存されています。
このことは、EPLAN を異なるプロジェクト計画タスクに対応させる場合などに便利です。たとえば、クリックすることで PLC 処理に切り替えて、必要なすべてのダイアログを自動的に開くことができます。位置や設定はすでに指定されています。不要なダイアログは、すべて自動的に閉じます。
作業エリアは任意のタイミングでスキームとして保存し、あとで選択または削除することができます。たとえば、EPLAN を使用して、[ワークスペース] ダイアログで複数の定義済み作業エリアを使用し、他の作業エリアのテンプレートとして使用することができます。通常、作業エリアの概要の作成、コピー、削除、インポート、およびエクスポートにはスキームを使用しますが、ツール バーを使用することもできます。
注記:
以前のバージョンの EPLAN (バージョン 2.9 以前) からのワークスペースを使用できなくなりました。
ワークスペースの定義
必須条件:
特定のプロジェクト計画タスクに合わせて、EPLAN のユーザー インターフェイスを調整済みであること。
- 右上のリボンでボタン
(ワークスペース) をクリックし、開かれたリストでコマンド [ワークスペースの編集] を選択します。 - [ワークスペース] ダイアログで、[スキーム] ドロップダウン リストの横にあるツール バーの
([新規]) をクリックします。 - [新規スキーム] ダイアログで、[名前] フィールドに新規スキームの名前を入力します。
- [説明] フィールドに、新規スキームについての短い説明テキストを入力します。
- [OK] をクリックします。
[新規スキーム] ダイアログが閉じて、新しいスキームが現在のスキームとして設定されます。 - [OK] をクリックします。
指定された名前の新しいワークスペースが作成されます。開いている "ドッキング可能な" ダイアログ、ダイアログの位置など、現在のインターフェイスの設定が保存されます。
必要に応じて、このワークスペースのインターフェイスの設定を変更し ("ドッキング可能な" ダイアログのサイズと位置の変更など)、再度保存することができます ([ワークスペースの編集] を参照してください)。
ワークスペースの選択
- 右上のリボンでボタン
(ワークスペース) をクリックし、開かれたリストで目的のワークスペースの名前を選択します。
ドロップダウン リストでは、現在選択されているワークスペースの先頭にチェック マーク付きが表示されます。
開いている "ドッキング可能" ダイアログ、ダイアログの位置などの、選択されているワークスペースに対する設定が適用され、プログラムのユーザー インターフェイスも適宜更新されます。
ワークスペースの編集
現在選択されているワークスペースの変更されたユーザー インターフェイスの設定を保存するには、[ワークスペース] ダイアログで
ボタンをクリックします。
ワークスペースを編集する際、選択されているワークスペースを別のワークスペースのコンテンツで上書きすることもできます。これは、既存のスキームを新しいワークスペースのテンプレートとして使用したい場合などに便利です。
- 右上のリボンでボタン
(ワークスペース) をクリックし、開かれたリストでコマンド [ワークスペースの編集] を選択します。 - [ワークスペース] ダイアログの
([編集]) をクリックします。 - [ワークスペースの編集] ダイアログで、現在のワークスペースのテンプレートとして機能するワークスペースを選択します。
- [OK] をクリックします。
- [ワークスペース] ダイアログで、必要に応じて、現在のワークスペースの説明を変更します。
- [OK] をクリックします。
変更された設定が現在のワークスペースに保存されます。
関連項目