この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

基本プロジェクト

基本プロジェクトは、新規プロジェクト作成に使用できるテンプレートです。この場合、基本プロジェクトのすべてのデータが新規プロジェクトで採用されます。

ファイル タイプ

意味

EPLAN 基本プロジェクト (*.zw9)

基本プロジェクト / *.zw9 ファイル: *.zw9 ファイルから新規プロジェクトを作成できます。また、EPLAN プロジェクトを *.zw9 ファイルとして保存できます。

基本プロジェクトには、次のようなプロジェクト設定プロジェクト データ、およびマスター データを含めることができます。

  • すべてのプロジェクト設定: プロジェクト設定は、[ファイル] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] に表示される設定です。これには、ページやデバイス構造のスキームが含まれます。
  • すべてのプロジェクト データ: プロジェクト データは、未配置のデバイスやページに配置されたデバイスなどです。
  • すべてのページ: 基本プロジェクト内のすべてのページが採用されます。
  • マスター データ: プロジェクトに保存されたマスター データ (フォームシンボルなど) です。
  • 保存されている外部ドキュメントとイメージ ファイル: 保存されている外部ドキュメントとイメージ ファイルは、プロジェクトに直接リンクしているデータ、または [ドキュメントの保存] コマンド ([外部ドキュメントの保存]) でプロジェクトにコピーしているデータです。 (このためには、リボンをカスタマイズしてから、目的のコマンドをユーザー定義コマンド グループに割り当てる必要があります)
  • 参照先データ: 基本プロジェクトを作成するときに、すべての参照先データはプロジェクトに保存されます。参照先データは、ハイパーリンクなどによってプロジェクトにリンクされているが、プロジェクトに含まれていないデータです。これには、外部ドキュメント、添付ドキュメント、およびイメージ ファイルが含まれます。このデータを基本プロジェクトに保存するには、これらのファイルをアクセス権のあるローカル ドライブまたはネットワーク ドライブに配置する必要があります。HTTP プロトコルでリンクされているデータは、基本プロジェクトに保存できません。

サンプル テンプレート

EPLAN の標準インストールのあと、..\テンプレート\EPLAN および ..\テンプレート\<会社コード> ディレクトリに、次のような基本プロジェクトが含まれています。

ファイル名

意味

IEC_bas001.zw9

IEC 識別子構造が事前定義されています。シンボル ライブラリ、フォーム、図枠などのマスター データが含まれています。

Num_bas001.zw9

連続番号が事前定義されています。シンボル ライブラリ、フォーム、図枠などのマスター データが含まれています。

GOST_bas001.zw9

GOST 規格に準拠するプロジェクトの作成に適しています。シンボル ライブラリ、フォーム、図枠などのマスター データが含まれています。

古いプロジェクト テンプレートを変換するためのアクション

古いバージョンの EPLAN (バージョン 2.9 以前) のプロジェクト テンプレートは、XPrjConvertBaseProjectsAction アクションを使用して基本プロジェクトに変換できます。このアクションを使用することで、コマンド ライン呼び出し、スクリプト、または EPLAN API からプロジェクト テンプレートの変換を実行できます。さまざまなパラメーターを指定して、変換用の個別のプロジェクト テンプレート、ディレクトリ、特定のファイル タイプを選択できます。

関連項目