前提条件:
- EPLAN Harness proD の部品のタイプで 3D グラフィックスがサポートされていること。
- EPLAN Platform 部品管理と EPLAN Harness proD Library の両方の共通データベースでこの部品を使用できること。
- EPLAN Platform 部品管理で、部品の [実装データ] タブで部品に対してグラフィカル マクロ (*.ema ファイル) が定義されていること。
このような部品を EPLAN Harness proD Library の共通データベースで開くと、その 3D ジオメトリもインポートされます。このジオメトリは、部品の 3D ウィンドウでは STEP ファイルとして表示されます。インポートは、部品が EPLAN Harness proD Library で初めて編集されるとき、または EPLAN Harness proD Studio でワークスペース / ワークデスクに配置されるときに自動的に実行されます。3D ジオメトリも EPLAN Harness proD Library で部品に保存されます。
注記:
グラフィカル マクロから 3D ジオメトリをインポートするには、最新バージョンの EPLAN Electric P8、EPLAN Pro Panel、または EPLAN Fluid がコンピューターにインストールされており、ライセンスが有効である必要があります。3D マクロをインポートするには、
3D ジオメトリの更新
3D マクロを EPLAN Harness proD にインポートした後、それは EPLAN Platform でグラフィカル マクロに加えられた変更によって自動的にオーバーライドされません。3D ジオメトリを手動で EPLAN Harness proD に再インポートするには、3D ウィンドウに移動し、[ツール] > [EPLAN から 3D マクロをインポート] メニュー アイテムを選択します。
接続ポイント パターン
インポートした部品に接続ポイント パターンも含まれていれば理想的です。これにより、EPLAN Harness proD は 3D グラフィカル モデル上のどこにピンを配置するかを特定できます。接続ポイント パターンがなければ、ピンは部品の 3D ウィンドウで座標の原点を中心に既定のパターンで配置されます。
- 接続ポイント パターン内のピン名が空であると、ピンは先着順で割り当てられます。接続ポイント パターン内の 1 番目のピンの位置は EPLAN Harness proD 部品内の 1 番目のピンに割り当てられ、パターン内の 2 番目のピンの位置は EPLAN Harness proD 部品内の 2 番目のピンに割り当てられます。
- 接続ポイント パターン内のピンに名前はあっても EPLAN Harness proD 内の名前と一致していない場合、または EPLAN Harness proD 内のピンが接続ポイント パターン内のピンよりも多い場合、これらのピンは部品の 3D ウィンドウで座標の原点を中心に既定のパターンで配置されます。
接続ポイント パターンの位置は、部品の指示ポイントに対して相対的に定義されます。通常、この指示ポイントは部品のグローバル座標系の原点に位置していません。これは EPLAN Harness proD で修整されます。つまり、3D マクロのインポート後、元の接続ポイント パターンで定義されている座標とは異なる座標がピンに割り当てられる可能性があります。
関連項目