複数の要素をグループ化してからまとめて編集できます。グループを編集するか個々の要素を編集するかを必要に応じて切り替えることができます。このため、グループの個々の要素を編集する場合、グループを分割する必要があります。
レイアウト スペース内の 3D オブジェクトをグループにまとめて一緒に移動したり複製したりすることもできます。
図枠、シンボル、フォームは特殊要素です。
- 図枠は選択できません。このため、要素を図枠とグループ化したり、図枠のグループを解除したりすることもできません。
- フォームは選択できません。このため、要素をフォームとグループ化したり、フォームのグループを解除したりすることもできません。
- シンボルは自由にグループ化できます。シンボル自体は最小の単位です。シンボルを純粋なグラフィックスに分割することはできません。
要素をグループ化
必須条件:
リボンの [ビュー] タブで [グループ化] ボタンが有効になっていること。
- Ctrl キーを押しながら、グループ化する要素をクリックします (または、マウスを使用して必要な要素を囲むように枠を描くことができます)。
要素が選択されます。 - 次のコマンドを選択します: [編集] タブ > [グループ] コマンド グループ > [グループ]。 選択した要素が 1 つのグループにまとめられます。
- グループを解除せずにグループの 1 つの要素を移動するには、その要素を選択して Shift キーを押しながら移動します。 要素は移動しますが、グループ内に残ります。
すでにグループ化されている要素を新しいグループに含めることもできます。これによってグループのネストが可能になります。グループ化された要素とグループ化されていない要素を組み合わせることも可能です。
グループ解除
必須条件:
リボンの [ビュー] タブで [グループ化] ボタンが有効になっていること。
- グループ解除するグループを選択します。
- 次のコマンドを選択します: [編集] タブ > [グループ] コマンド グループ > [グループ解除]。 グループがコンポーネントに分割されますが、サブグループは残ります。
警告:
[グループ解除] コマンドに独自のキーボード ショートカット キーを作成する場合、Shift キーはグループ化で特別な意味を持つため (以下の注記を参照)、このキーボード ショートカットには含めないでください。
グループを考慮
[グループ化] ボタンがオンになっている場合、すべてのコマンドがグループ全体に適用されます。グループの 1 つの要素を選択した場合、グループ全体が選択されます。同様に、ブロック編集、削除、コピー、移動などの操作もグループ全体に対して実行されます。
注記:
グループを解除せずにグループの 1 つの要素を移動したり、グループを一時的に無視したりするには、その要素を選択して Shift キーを押しながら移動します。
このボタンが無効になっている場合、すべての要素が個々の要素として扱われます。これにより、グループ内の要素の編集、削除、移動などが可能になります。そのような要素をコピーした場合、新しい要素はそのグループ メンバーシップを失います。
[グループを考慮] をオフにした場合、[グループ] および [グループ解除] コマンドも実行できなくなります。
- 次のコマンドを選択します: [編集] タブ > [グループ] コマンド グループ > [グループ化] を選択して、ボタンを有効にするか、再び無効にします。
ヒント:
Shift キーによっても、[グループ化] ボタンを一時的にオフに切り替えることができます。これにより、選択した要素の挿入ポイント、プロパテ[プロパティ] ダイアログ、コンテキスト メニューに簡単にアクセスできます。
注記:
[グループ化] ボタンはデバイス グループのグループ化機能にも影響を与えます。同様に、このボタンがオンになっている場合、ブロック編集、削除、コピー、移動などの操作もデバイス グループ全体に対して実行されます。
関連項目